2005年 01月 06日
カルソッツな気分で、白ネギのピンチョス。
スペイン・カタルーニャ地方では、1月〜4月にかけて
家族が集まると、カルソッツという焼きネギを食べて
お祝いをする習慣があるそうです。
白ネギを直火で真っ黒になるまで焼いて、中のしろい部分を
自家製のソースをつけて、つるるっと食べるんですね。
レストランでも出されるそうですが、時期が限られているので、
わたしはまだ食べたことがありません。残念。
日本でも、白ネギの生産農家などでは、抜いてきたネギをそのまま
たき火につっこんで焼いて、アツアツをそのまま食べるとか。
ネギのおいしさを知ってるからこその簡単料理なんでしょうね。
で、いつかそんなネギ料理を食べてみたいなあと思っていたら、
昨年12月5日付の朝日新聞「日曜やさい塾」の記事中に
「長ネギのピンチョス」というのが紹介されていました。
白ネギを春巻きの皮で巻いて、オリーブオイルで揚げ焼きにするだけ。
これは簡単で、おいしそうじゃないですか。
もしかしたら、カルソッツっぽく味わえるかも???
そして、じゃ〜ん、
このお正月におせちの1品として作ってみました。
まず、白ネギを5センチくらいに切り分け、
ラップに包んでレンジで、1〜2分ぐらい加熱します。
それを、春巻きの皮(1/4枚)で巻き、たっぷりめのオリーブオイルを
ひいたフライパンで、こんがり色づくまで焼き揚げます。
巻き終わりを下にして、両端をちょっと菜箸で押さえながら焼くと
形もしっかり整ってGOODです。
外はパリパリ、中はとろとろの甘いねぎ。
お塩をちょっとつけて食べると、うんま〜〜〜〜〜い!(笑)
記事には、「花山椒と塩」と書いてありましたが、お塩だけでも
おいしいし、ハーブの入ったクレイジーソルトだとなおいい
って感じでした。
わたしはついでに、赤いかにかまを入れたものも作りました。
紅白になっていいかなあ・・・なんて。
まあ、こちらは予想通りの味で、無難なかにかまの味でしたが。
カルソッツではないけれど、ピンチョスにしたところが、
ちょっとモダンスパニッシュしていますよね。(^^;)
お酒のおつまみに、もってこいです。
冷めるとおいしさ半減なので、作り立てをハフハフ言いながらどうぞ。
by kimamaspain
| 2005-01-06 01:18
| 料理