愛と愉しみのスペイン料理

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スペイン産チーズを買って・・・

スペインの代表的なチーズといえば、ケソ・マンチェゴ。
デパ地下や輸入食品が充実したスーパーにはあるけれど、
普通のスーパーにはなかなかないですね。
ましてやほかのスペイン産チーズとなると絶望的です。

そこで、ねらいをチーズ専門店に定め、
日本で初めてチーズの専門店を開いたという本間るみ子さんのお店
Fermier(フェルミエ)渋谷店に行ってみることにしました。

ここはネットでも販売しているのですが、他の専門店と比べても、
スペイン産の品揃えが素晴らしくいいんです。
期待が高まります。

Fermier渋谷店は、渋谷駅直結の東急東横店地下1階。
エスカレーターで地下に降りると、食品売り場フードショーの一角に、
あっ、ありました〜! まるでケーキ屋さんのような佇まいです。

ショーケースをのぞいてみると、いろんなチーズが
国旗マークをつけたプライスカードと共にならんでいました。

スペイン、スペイン・・・。

あれ? 意外にスペインは少ないぞ。
ひとつ、ふたつ、え、3種類かあ。
ネット販売だと、10種類以上は軽くあったのに。うう。

店頭に並べるには、限りがあるからなあ。
ひょっとしてお店の奥にあるのかも?
と確認してみるも、そのとき買えるのは、3種類だけでした。

じゃあ、ええ〜い、スペイン産チーズ全部くれい!(笑)

ま、大見得を切るほどの、大した買い物ではないですが、
店頭にあったもの3種類と、テティージャに近い味のフランス産チーズ。
それに、メンブリジョの代わりとして、マルメロの入った
フランス産のミックスジャムを購入しました。

では、そのチーズ達をお披露目いたしましょう。


マンチェゴ(QUESO MANCHEGO DOP 9ME)9カ月熟成(加熱/非加熱圧搾タイプ)
ラ・マンチャ地方原産のマンチェガという品種の羊の全乳だけで作られたチーズです。
スペインを代表するチーズで「ドン・キホーテ」の中にも出てきます。

サン シモン(SAN SIMON DA COSTA)(加熱/非加熱圧搾タイプ)
産地はガリシア地方のルーゴ県テラ・チャ。牛乳で作られたチーズです。
テティージャよりも、とんがったおっぱいの形をしています。
2カ月ほど熟成後、アベドゥールという樺の木の一種でスモークしてあります。


バルデオン(QUESO DE VALDEON)(青カビタイプ)
カスティーヤ・イ・レオンが産地。基本的には牛乳ですが、
時に山羊乳や羊乳も混ぜられることがあるそうです。
塩漬けにした楓の葉に包まれています。

アベイ ド タミエ(ABBAYE DE TAMIE)(加熱/非加熱圧搾タイプ)
テティージャの味に近いということで選んでいただいた牛乳製のチーズです。
フランス産。サヴォワ地方ボージュのタミエ修道院で作られています。


マルメロとりんごのミックスジャム
メンブリージョがあればよかったのですが、同じような食べ方なら
ジャムを合わせるといいというので、選んでもらったものです。
マルメロとりんごのミックスジャムで、スパイス入り。

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さて、これらを持って向かうのは、友人宅です。
スペインワインをあけるので、やはりスペインのチーズを
というわけです。

そしてお皿に盛ったのがこちら。


切り方がへたですね〜。しかも薄く切りすぎました。
ま、これは試食用として並べたようなもんですけれど。

お味のほうはというと、

マンチェゴ
羊乳特有の匂いがあまり好きではないのですが、これはそのクセが強くなく
羊乳の旨味が凝縮していて、ほんのりと甘みがありました。
苦手な香りもナッツの香りと言われれば、そんな感じ。
今まで食べたケソ・マンチェゴの中でも、1〜2を争うおいしさ。
ジャムをつけてもよかったですね。
メンブリジョをのせて食べるというのも、納得がいきます。

サン シモン
コーヒー牛乳のような香ばしさがあると言われたとおり、ほんのりと甘い味と香り。
とっても食べやすいチーズでした。そのまま、いくらでもつまめますね。

バルデオン
青カビ特有の芳醇な香りと濃厚な味わいが、ねっとりと口に広がり
クセがあるなあと思うものの、またすぐ食べたくなる後引きチーズ。
赤ワインとよく合いますし、ドレッシングやソースに混ぜ込んでもいいですね。

アベイ ド タミエ
クリーミィで食べやすく、もっちりとした感触。
ミルクの甘いおいしさが前面に出ていました。
これがテティージャと似てる味なら、味の面でもテティージャが
おっぱいチーズといわれる所以なのだろうと想像できました。
誰にでも好まれそうな優しい味です。

マルメロとりんごのミックスジャム
バルデオンと相性がいいと言われたのですが、マンチェゴにも合いました。
チーズにジャムの組み合わせは思いの外よくて、ワインにもばっちり。

ってことで、スペインチーズをつまみながら、
ワインもぐびぐびといったのでした。
スペインワインの消費量は年々増えてきているようなので、
スペインのチーズも、もっと広まってほしいですね。
でもって、いつの日か本物のおっぱいチーズ「テティージャ(Tetilla)」を、
食べてみたいものです。(笑)

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by kimamaspain | 2007-07-21 14:12 | 食品

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