2008年 06月 11日
「技師長が語る特別ワイナリーツアー」プレビューイベント参加レポート 前編:ぶどう畑見学(&ランチ)
先週の土曜日、サントリー登美の丘ワイナリーの
「技師長が語るワイナリーツアー」プレビューイベントに行ってきました。
これは、6月14日(土)から始まる
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたものです。
参加したのは、ワイン好きの20名。
わたしもワインは好きなのですが、飲むのはスペインものばかり。
しかも1,000円前後の安ワイン。偏りすぎです。
なので、今回は日本のワインを勉強するぞ〜と
(ホントはワインがいっぱい飲める〜、おいしいランチも食べられる〜
ぶどう畑が見られる〜という下心ありありで)
参加させていただきました。
どんな内容だったのか、
・前編:ぶどう畑見学(&ランチ)
・後編:工場見学・テイスティング
・おまけ:ワイナリーツアー動画
に分けて写真を中心にお送りします。
まずは、前編:ぶどう畑見学(&ランチ)です。
今回、案内してくださるのは技師長ではなく、大川所長です。
■ぶどう畑見学
登美の丘ワイナリーは、山梨の中でも雨の少ない地域で、
斜面が南向きに広がっており、日当たりにも恵まれています。
昼夜の気温差が大きいことも、よいぶどう作りの条件に
合っているんですね。
ワイナリー内の移動はバスだったので、
車中からもぶどう畑が眺められました。
棚仕立てあり、垣根仕立てあり、品種、樹齢もさまざまです。
登美の丘ワイナリーの総面積は約150ヘクタール。
9つの小さな丘が寄り添うようにしてできた丘です。
その最も標高の高い眺望台(600m)に上がって
大川所長のお話がはじまりました。
良いワインはよいぶどうから。
気象、土壌、品質、人間(手入れ・研究)で決まる、
ということを、一般論とワイナリーの特徴をからめながら
具体的に解説してくれます。
今はぶどうの花のシーズンということで、実際にその花も
見せてくれました。花の香りもかいでみます。
次に、畑のそばに寄ってみます。
こちらはカルベネ・ソーヴィニヨン。
花はまだ咲いていませんでした。あともう少しですね。
道を隔てて反対側の畑はメルロ。
枝を横にまげ、1本の枝から出る芽を間引いていく垣根栽培です。
大川所長はその方法を説明しながら、質問にも丁寧に答えてくれます。
次から次へと言葉があふれ出る熱心な語り口から
ぶどう作りの情熱がびんびん伝わってきました。
この畑には、ぶどうの列に沿ってアーチ型の金網がかかっています。
なんだろうと思っていたら、他の畑ではこんなふうに
ビニールがかぶせてありました。
ぶどう用の屋根なんですね。
気象や木の状態によって調節するのでしょう。
スペインのぶどう畑では見たことのない光景です。
この手のかけようには驚きました。
ワイナリー内の道路沿いの小川では、自然と蛍が飛び交うように
なったそうです。それだけいい環境を保っているということですね。
■ランチ(実際の「特別ワイナリーツアー」には含まれません)
一旦ワイナリーツアーを中断してランチです。
ガーデンエリアのレストラン「ワインテラス」でいただきます。
晴れた日には富士山も見える絶好のロケーション。
食事にはやはりワインがほしいですね。
大川所長自らが栓をぬきサーブしてくれました。
ワインは「登美の詩」の赤と白。
赤は、マスカット・ベーリーA&メルロー(ミディアム)
白は、甲州&シャルドネ(辛口)
赤はちょっと物足りなく感じたものの、まろやかで飲みやすいですね。
ぐびぐびいきそうだったので、テイスティングセミナーに備えて
セーブしました。白はすっきりした口当たりで気に入りました。
こういう白なら大歓迎です。
お料理は、スープ、サラダ、パン、デザートに
ワイン豚のカツレツ、または、夏野菜の冷製パスタでした。
美しい景色を眺めながら、おいしい料理とおいしいワイン。
ん〜〜、しあわせ。
食事の最後に、大川所長の粋なはからい。
なんとグラスにぶどうの花を入れて、持ってきてくれたのです。
こうしてみると、なんて愛らしいのでしょう。
小さな花がほのかな香りを漂わせ白ワインの中で揺れています。
こんな光景が見られただけでも、参加してよかったと思いました。
前編終了。
→ 後編:工場見学・テイスティングに続く
■当記事のコメントは「A.diary ほっと一息おうちバル」ブログへお願いします。
「技師長が語るワイナリーツアー」プレビューイベントに行ってきました。
これは、6月14日(土)から始まる
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたものです。
参加したのは、ワイン好きの20名。
わたしもワインは好きなのですが、飲むのはスペインものばかり。
しかも1,000円前後の安ワイン。偏りすぎです。
なので、今回は日本のワインを勉強するぞ〜と
(ホントはワインがいっぱい飲める〜、おいしいランチも食べられる〜
ぶどう畑が見られる〜という下心ありありで)
参加させていただきました。
どんな内容だったのか、
・前編:ぶどう畑見学(&ランチ)
・後編:工場見学・テイスティング
・おまけ:ワイナリーツアー動画
に分けて写真を中心にお送りします。
まずは、前編:ぶどう畑見学(&ランチ)です。
今回、案内してくださるのは技師長ではなく、大川所長です。
■ぶどう畑見学
登美の丘ワイナリーは、山梨の中でも雨の少ない地域で、
斜面が南向きに広がっており、日当たりにも恵まれています。
昼夜の気温差が大きいことも、よいぶどう作りの条件に
合っているんですね。
ワイナリー内の移動はバスだったので、
車中からもぶどう畑が眺められました。
棚仕立てあり、垣根仕立てあり、品種、樹齢もさまざまです。
登美の丘ワイナリーの総面積は約150ヘクタール。
9つの小さな丘が寄り添うようにしてできた丘です。
その最も標高の高い眺望台(600m)に上がって
大川所長のお話がはじまりました。
良いワインはよいぶどうから。
気象、土壌、品質、人間(手入れ・研究)で決まる、
ということを、一般論とワイナリーの特徴をからめながら
具体的に解説してくれます。
今はぶどうの花のシーズンということで、実際にその花も
見せてくれました。花の香りもかいでみます。
次に、畑のそばに寄ってみます。
こちらはカルベネ・ソーヴィニヨン。
花はまだ咲いていませんでした。あともう少しですね。
道を隔てて反対側の畑はメルロ。
枝を横にまげ、1本の枝から出る芽を間引いていく垣根栽培です。
大川所長はその方法を説明しながら、質問にも丁寧に答えてくれます。
次から次へと言葉があふれ出る熱心な語り口から
ぶどう作りの情熱がびんびん伝わってきました。
この畑には、ぶどうの列に沿ってアーチ型の金網がかかっています。
なんだろうと思っていたら、他の畑ではこんなふうに
ビニールがかぶせてありました。
ぶどう用の屋根なんですね。
気象や木の状態によって調節するのでしょう。
スペインのぶどう畑では見たことのない光景です。
この手のかけようには驚きました。
ワイナリー内の道路沿いの小川では、自然と蛍が飛び交うように
なったそうです。それだけいい環境を保っているということですね。
■ランチ(実際の「特別ワイナリーツアー」には含まれません)
一旦ワイナリーツアーを中断してランチです。
ガーデンエリアのレストラン「ワインテラス」でいただきます。
晴れた日には富士山も見える絶好のロケーション。
食事にはやはりワインがほしいですね。
大川所長自らが栓をぬきサーブしてくれました。
ワインは「登美の詩」の赤と白。
赤は、マスカット・ベーリーA&メルロー(ミディアム)
白は、甲州&シャルドネ(辛口)
赤はちょっと物足りなく感じたものの、まろやかで飲みやすいですね。
ぐびぐびいきそうだったので、テイスティングセミナーに備えて
セーブしました。白はすっきりした口当たりで気に入りました。
こういう白なら大歓迎です。
お料理は、スープ、サラダ、パン、デザートに
ワイン豚のカツレツ、または、夏野菜の冷製パスタでした。
美しい景色を眺めながら、おいしい料理とおいしいワイン。
ん〜〜、しあわせ。
食事の最後に、大川所長の粋なはからい。
なんとグラスにぶどうの花を入れて、持ってきてくれたのです。
こうしてみると、なんて愛らしいのでしょう。
小さな花がほのかな香りを漂わせ白ワインの中で揺れています。
こんな光景が見られただけでも、参加してよかったと思いました。
前編終了。
→ 後編:工場見学・テイスティングに続く
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by kimamaspain
| 2008-06-11 14:01
| ワインイベント