愛と愉しみのスペイン料理

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スペイン料理関連のレポートを少しずつ。

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カテゴリ:料理( 56 )



元祖バレンシアのパエリアです。
魚介は入らず、肉と野菜だけのシンプルなもの。
フライパンでも作れます。

<材料> 2人分
・玉ねぎ(粗みじん切り)  1/2個
・にんにく(みじん切り)  1片
・オリーブオイル      大さじ3

・米            1合
・スープ          2カップ
   (お湯2カップにコンソメ1個を溶いたもの)
・サフラン         ひとつまみ
   (すりつぶして水1/4カップでといておく) 

・鶏肉           100g
・モロッコインゲン     50g
・パプリカ(赤/黄)     各1/2個
・ミックスビーンズ     50g
・塩、こしょう       少々

<作り方>
1)パプリカは直火で焼いて薄皮をとり、きざんでおく。
2)鶏肉、モロッコインゲンを炒め、取り出しておく。
3)パエリアパンに玉ねぎ、にんにくを入れて
  オリーブオイルをまわしかけ、よく炒める。
4)米、豆を入れてさらに炒める。
5)スープとサフランを加えて煮る。
6)柔らかいリゾット状に煮詰まったら、炒めた鶏肉、
  モロッコインゲン、パプリカをのせて炊きあげる。
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by kimamaspain | 2008-03-24 17:06 | 料理
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スペインの9月は、ブエルタ・ア・エスパーニャです。
ツール・ド・フランスなどと並ぶ3大自転車レースのひとつですが、
わたしにとっては、映画「茄子 アンダルシアの夏」であり、
その話のなかに出てくる「茄子のアサディジョ漬け」です。

この食べ物を巡って、食べたこともないくせに、
無謀にも挑戦してしまったのが、2年前のこと。

「茄子のアサディジョ漬け」への道 動機編

わたし自身、ほとんど忘れてしまっていたのですが、つい先々月、
王道名無しさんからコメントいただいたのがきっかけで
再び、これって本当はどんなもの?という疑問が湧いてきました。

映画では、アンダルシアの郷土料理のような扱いだったのですが
Wikipedia「茄子 アンダルシアの夏」によると、
アンダルシアにこのような料理はないとのことです。

ガ〜〜ン!(笑)

そこで、そのとき参考にした新潮選書「ドン・キホーテの食卓」
(荻内勝之 著)を再読してみました。すると・・・
あれ?ほんとだ!
どこにも、アンダルシアの料理としては登場しないし
レシピも「アサディジョ漬け」としては載ってはいないぞ。

(13世紀、モーロ人によってもたらされた茄子が、
 アンダルシア地方でさかんに作られていた、
 というのは記されていますが)
そこに書かれていたのは、ラ・マンチャの茄子漬けの話であり、
料理名は「ラ・マンチャの茄子漬けアルマグロ風」です。

では、なぜ、これを参考に作ってみたのかというと、
そのレシピの中に、アサディジョなるものが出てきたからです。

アサディジョというのは、乾燥赤ピーマン、潰しニンニク、潰しウイキョウの実、
クミンシード、パプリカ、鷹の爪、オリーブオイルを混ぜ合わせて捏ねたもので、
それを茄子の切り目にはさんで漬ける云々と。

その時点で、ああ、これか、このことか、と早合点してしまったんですね。
それまでずっと、アサディジョって何?って思っていましたから。

「アルマグロ風の茄子漬け」ということならば、
おおつきちひろさんの「タパス」というレシピ本にも
料理名「ドン・キホーテのなす(Berenjenas de Almagro)」
で紹介されていたし、「スペインは味な国」(東理夫・菅原千代志 共著)でも
「小茄子のピクルス」として写真が載っています。

しかし、そのどちらにもアサディジョという名はなく、おおつきさんのレシピでは
スパイスとして、パプリカ、オレガノ、黒粒こしょう、にんにく、ローリエ等が
使われてはいたものの、それをアサディジョと決定づけるほどの要素もなく
よって、これらはアサディジョ漬けの類ではないだろうと判断したわけで・・・。

とはいえ、映画に出てくるアサディジョ漬けの姿形は、これらとよく似ています。

う〜む。

ということは、ですよ。
やはり映画に出てくる「茄子のアサディジョ漬け」は、作者がストーリーに
合わせて、諸々の資料を元に、アンダルシアの郷土料理として創作した
架空の産物と捉えたほうがいいのかもしれず・・・

ううう。
まんまと、あのおいしそうな絵にはめられたのか〜?(爆)

しかし、ここで諦めるわたくしではございません。

それならば、映画に出てきた「茄子のアサディジョ漬け」に
より近いものを作ってみようじゃないの。
と、またしても、無謀に無謀を重ねることにいたしました。

まったくもって、知らないということは、人を大胆にさせますね。

そして、できあがったのが、じゃあ〜〜〜ん!
「小茄子のピクルス」。

今度はオリーブオイルを使わないやさしい味わいです。
形状は少々違いますが、以前よりもなじみやすいかな。
ま、これとて勝手に創作した架空の味なんですけれどね。

当記事のコメントは「A.diary ほっと一息おうちバル」ブログへお願いします。
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by kimamaspain | 2007-09-04 16:59 | 料理

トリハス(torrijas)

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バゲットパンが余ったら、
小さくちぎってハムと炒める「ミガス」もいいですが、
スペイン版フレンチトースト、「トリハス(torrijas)」もいいですね。

この前、「奥さまは外国人」(テレビ東京)を見ていたら、
スペインの奥様が登場して、このトリハスを作っていたんです。

通常フレンチトーストは
ミルクと卵を混ぜ合わせたものに浸しますね。
しかーし
スペイン版は違いますよ。まずミルクに浸して、
パンにたっぷりとミルクを吸わせてから、卵液をくぐらせるのです。

そうすることで、パンの中のミルクを卵が
しっかりとガードしてくれるんですね。

なるほど!

じゃあ、いっちょ、作ってみますか。

用意したのは

・バゲットパン   4切れ
・卵        1個
・牛乳       100cc
・グラニュー糖   大さじ2
・シナモンパウダー 少々
・オリーブオイル  大さじ2

番組で作っていたレシピとはちょっと違います。
甘さ控えめ、簡単バージョンです。
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まず、鍋に牛乳とグラニュー糖(大さじ1)、シナモンパウダーを入れて
火にかけ、混ぜ合わせます。砂糖がとければOK。

お皿に、厚さ1.5cmくらいに切ったバゲットパンを並べ、
先ほどの牛乳をまわしかけて浸します。
パンはスポンジのようにあっという間にミルクを吸い込みます。

それを溶き卵にくぐらせて、オリーブオイルをひいた
フライパンで焼きます。両面を色よく・・・。

グラニュー糖(大さじ1)とシナモンパウダーをまぜて
シナモンシュガーを作り、それをまぶしてできあがりです。

簡単ですねえ。
朝の忙しい時でもちゃちゃっとできちゃいます。

さて、どんなお味かな?

うん、うま〜い!
ミルクを吸ったパンはもちもち状態になっています。
シナモンシュガーとも合って、ばっちりです。
メープルシロップや蜂蜜でもいいですね。

大成功!(笑)

前日のかたくなったパンが、元気によみがえりましたよ。
今度から、わざと残してしまいそうです。

牛乳ではなく、白ワインに浸すと大人の味に。
砂糖ではなく、塩・こしょうで味付けると食事時にも出せますね。

そうそう、この「トリハス(torrijas)」は、
セマナサンタ(聖週間)のときに食べるデザート(菓子)のようです。
ふ〜む、そうだったのか。信仰と深く結びついたスペインの菓子文化。
きょうもまた頭を垂れる・・・。
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by kimamaspain | 2006-12-16 14:58 | 料理
スペインのクリスマス菓子、ポルボロンを作ってみました。
修道院で作られていた伝統菓子で、
口に含むとほろっと崩れる食感が特徴です。

いろんなレシピを参考に、材料は

・薄力粉       80g
・アーモンドプードル 50g
・バター       80g
・粉砂糖       40g
・シナモンパウダー  少々

を用意しました。

まずは、薄力粉とアーモンドプードルをフライパンで、から煎りします。
熱を入れて、グルテンを無くすんですね。
こうすることで、ほろほろの食感になるんだそうです。
ずっとかき混ぜていると、10〜15分くらいでベージュ色になってきます。
そしたら、火からおろしてさまします。

さましている間に、ボールにバターと粉砂糖を入れて
白っぽくなるまでかきまぜて、クリーム状にします。

その中に、先ほど煎った薄力粉とアーモンドプードルを
ふるいにかけながら入れます。
このときシナモンパウダーも加えます。

全体を手で混ぜ合わせると、しっとりした生地になります。
バターがたっぷり入っていますからねぇ。
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それをラップに包んで、1時間ほど冷蔵庫で休ませます。
こうすると、やわやわで扱いにくい生地がしっかりするんです。
それをラップの上から麺棒で厚さ5mmくらいにのばして型で抜き、
あらかじめ150度に温めておいたオーブンで、約15分焼きます。
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生地がゆるいのか、少しだらっと広がりましたが
まあ、なんとかいい感じに焼き上がりました。
その上から、雪のように粉砂糖をふりかけて、できあがりです。
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のはずだったんですが、

なーんか違うなあ。
ボリュームも足りないし、もっと素朴な手作り感のあるお菓子
のような気がしてなりません。

そこで今度は、生地を直径3センチくらいの棒状にし
1センチの厚さに切って、150度で20分、焼いてみました。
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ぷっ。この不格好な焼き上がり! いいかもしれません。
これぞ、手作り感いっぱい(笑)

そして粉砂糖をふりかけたのですが・・・
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ん〜、違う。
こんなに繊細な仕上げにしてはいけません。
粉砂糖を振りかけるのではなく、まぶしてみたらどうでしょう。
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おお、これぞポルボロン!?
この無骨なまでの砂糖まぶしが、自分では気に入りました(笑)。
かつてスペインで食べたおそろしく甘いお菓子に似ています。

本当はもっと多くの砂糖に覆われていたような気がしますが
これで妥協しましょう。食べるのは自分なんですから。

口に含むとほろっと崩れて、ほんのりシナモン味が広がります。
よしよし。これは紅茶やミルクと合いますね。

ということで、ひとまずわたしの「ポルボロン」完成です。
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by kimamaspain | 2006-12-15 13:11 | 料理

トマトスープ

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残りのサルサ・デ・トマテは、スープに利用しました。
冷蔵庫には、使いかけのキャベツ、にんじん、白菜の芯のあたりがちょっと。
野菜カゴにはじゃがいもが1個ころがっていたので、
それらを適当に刻んで、コンソメとサルサ・デ・トマテを加えて
ことこと煮ました。
寒い夜にはあったかい具だくさんのスープが一番!
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by kimamaspain | 2005-12-09 11:59 | 料理

パタタス・ブラバス

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先日のサルサ・デ・トマテを利用して
「パタタス・ブラバス」を作りました。
ブラバスソースは、サルサ・デ・トマトに、
ペッパー・ソースを入れてピリ辛に。
ミキサーにかけて、なめらかにしました。
ワイン片手に、うん、なかなか。

<「パタタス・ブラバス」お料理メモ>
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by kimamaspain | 2005-12-02 22:59 | 料理

アルボンディガス

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サルサ・デ・トマテを利用して
アルボンディガス(スペイン風肉だんご)を作ってみました。
コンソメ顆粒とワインと水を加えて、肉だんごを煮込みます。
煮込んでいるうちにソースは、またも、もったりと。
肉だんごにからんで、うん、まいう〜〜!

残りは何に使おうかなあ。
メインの具を加えてパスタにからめてもいいし、
ブイヨンで薄めてスープやシチューにしてもいいし、
そのまま肉や野菜のソースにも。う〜ん、悩むなあ。
冷蔵庫で2〜3日はもつけれど、とりあえず、
冷凍しておきましょう。次の出番まで。

<「アルボンディガス(ミートボール)」お料理メモ>
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by kimamaspain | 2005-11-20 23:02 | 料理

サルサ・デ・トマテ

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スペイン料理には欠かせない基本のトマトソース。
薄味に仕上げて、料理によって味を加えていきます。
きょうはもったりと煮詰めてみました。
これだけ食べてもうまい、うまい。
まるで晩秋の山々を彩る紅葉のような色合いですなあ。(←こじつけ)(^^;)
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<「サルサ・デ・トマテ(トマトソース)」お料理メモ>

●材料
・トマトの水煮缶     1缶(400g)
・玉ねぎ         1個
・にんにく        1片
・オリーブオイル     大さじ5

・白ワイン        大さじ2
・塩           小さじ1/2
・しょうゆ        小さじ1
・ローリエ        1枚
・こしょう、パセリ、バジル、オレガノ等のスパイス  少々

●手順

1)フライパンに、オリーブオイルを入れ、
  みじん切りのにんにく入れて焦がさないようにさっと炒める。
2)次に、玉ねぎのみじん切りを入れて弱火で10分ほど炒める。
3)トマトの水煮と白ワイン、ローリエを入れ、
  じっくり20分ほど炒める。
4)もったりしたら塩、こしょうなどで味付ける。
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by kimamaspain | 2005-11-18 11:35 | 料理

栗のパエリャ

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秋ですなあ。
公園の木々も少しずつ色づいてまいりました。

かねてより作ってみたいと思っていた栗入りパエリャです。
サフランの黄色いご飯に、栗のあわいクリーム色、鶏肉のベージュ、
マッシュルームのソフトブラウンの彩りがいい感じじゃないですか。
ポコポコとまるっこいのが転がってるのも。(←↑自己満足)(^^;)

これにピーマンを入れようと思っていたのですが、
この形と色合いを壊してしまいそうだったので、やめました。
なんでも入れればいいってもんじゃないですね。
最小限の材料だからこそ、それぞれの味と形が生きるってもんです。

冷凍のむき栗と缶詰のマッシュルームを使って、
手抜きながらも、出来上がりは上々。気分も上々。

●「栗のパエリャ」お料理メモ
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by kimamaspain | 2005-11-09 22:05 | 料理

アンチョビ&トマト

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アンチョビとトマトで、あっという間に出来上がり。
バルメニューでもよく見かけます。
アンチョビ缶詰さえあれば、何が相手でも、
いっちょまえの1皿にしてくれるから嬉しいですよね。
(「アボカドのアンチョビサラダ」は こちら
今回はきゅうりの塩もみも添えてみました。
バルサミコをちょっと振りかけても。

●アンチョビ&トマト お料理メモ
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by kimamaspain | 2005-10-21 12:20 | 料理