愛と愉しみのスペイン料理

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b0010007_2304590.jpg黒田硫黄原作のアニメ映画に
「茄子 アンダルシアの夏」(2003年)
というのがあります。
スペインの自転車レース「ブエルタ・
ア・エスパーニャ」を舞台にした47分の
ショートストーリーなのですが
その中に『茄子のアサディジョ漬け』
なるものが出てくるんです。
これが、めちゃおいしそうに描かれていましてね。

冒頭、バルのオヤジが、かめをのぞき込んで「上出来だ」とつぶやく。
自家製の茄子のアサディジョ漬けを、指でつまんで持ち上げると、
つやつやの茄子肌から、黄金色のしずくがしたたり落ちる。
それを一口で、ぱくっと食べる。その満足そうな顔といったら・・・。
最後のシーンでも、主人公ペペが赤ワインを片手に茄子漬けをつまみ、
得意顔で「こうして食べるんだよ」と、大きな口をあけたところで、
バ〜ンとエンディングの「自転車ショー歌」に切り替わる。

アンダルシアの郷土料理で、暑い夏にはぴったりの漬け物なんでしょう。
映画を観たなら、みんな食べたくなるに違いありません。
しかーし、この茄子漬けはスペイン料理屋さんでも
見かけたことはないんですよね。
スペイン料理の中でも、そんなにポピュラーじゃないですから。

わたしは食べたことも、作ろうと思ったこともなかったのですが、
先日読んだ「ドン・キホーテの食卓」に、このレシピが載っていて、
ああ、これのことかと、やっとこの料理に興味をそそられたのでした。
でも、そのアサディジョ漬けに使う茄子は、緑色の小茄子で
スペインでしか入手できないようなものだったし、
調味料などの分量も明記されておらず、これを頼りに作るのは、
ちょっと無謀、かなり冒険と思えたのです。
ちなみにアサディジョとは、乾燥赤ピーマン、潰しニンニク、
潰しウイキョウの実、クミンシード、パプリカ、鷹の爪、
オリーブオイルをこね合わせたもので、
それを茄子にはさんで漬けるらしいんですけどね。

まあ、無理だなあ。ハードル高すぎるよ〜と諦めかけていたところ
スーパーに行ったら、緑色じゃないけれど、
親指ほどの小さな茄子があるじゃないですか。
もしかして、これなら漬け物に向いている? 作れってこと?

1パック198円。失敗しても痛くない価格だったこともあり
手に取ったが最後、次の瞬間には買い物かごに入れていました。
あと、赤ピーマンまでも。
ってことは、
わたくし、無謀な冒険に出るんでしょうかねえ。(^^;)

「茄子のアサディジョ漬け」への道 実践編
「茄子のアサディジョ漬け」への道 完結編

「茄子のアサディジョ漬け」への道 復活編
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by kimamaspain | 2005-08-14 23:05 | 映画