愛と愉しみのスペイン料理

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スペイン料理関連のレポートを少しずつ。

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金ごまいわし

b0010007_12373354.jpgスペインのいわし、美味しいですねえ。
たとえば、炭火で焼いて、オリーブオイルと塩をふる。
たとえば、オリーブオイルで唐揚げにする。
たとえば、唐揚げをトマトソースで煮込む。
く〜〜、うまうまです。(笑)
オイルサーディンもアンチョビも、たまりません。
しかし、先日「うっわ! これはちょっとやばいよ」
というニッポンのいわしに出合ってしまいました。

その名も「金ごまいわし」。
甘露煮にしたものに、すりごまがこれでもか!
というくらいまぶしてあるのですが、
これが、一度食べたら忘れられない味で、
普段、佃煮系は敬遠しがちなわたしも、
ぱくぱく食べてしまいました。
ネットで調べたら「危険おおはまり注意」という宣伝文句。
大げさですねえ。誇大広告?(笑) 

でも、確かに、お酒のあてにも、白ご飯にもぴったりで
病みつきになりそうなんですよね。
どこにでも売ってるわけじゃないので、おおはまりは
しないだろうけど、コンビニなんかにあったら
つい買ってしまいそうです。
いや、一度は通販で買ってもいいかな。
(ああ、こうやってはまっていくのね、たぶん・・・)(^^;)
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by kimamaspain | 2005-06-19 12:39 | 食品
b0010007_16193996.jpg他店で夕食を済ませたあと、少し時間があったので「銀座スペインバル」に寄ってみました。
テーブルチャージ(お通し)は1人300円。オリーブとパンが出てきます。ワインはグラスで650円、フルボトルで3000円くらい(記憶あいまいですが…)からありました。金曜日の夜だったので、混んでましたね。とってもにぎやかでした。
シェフもスタッフもスペイン人。もちろん日本語はわかりますが、オーダーや会計時の雰囲気が、ああ〜スペイン!(笑)嬉しくなりました。この日は軽くワインを飲み、トマトとアンチョビのサラダをつまんだだけに終わりましたが、次はちゃんと来なくちゃ〜と思いましたね。「やや高」だとぼやきながらも、どんどん再訪したいお店が増えていくなあ。どうしましょう。(^^;)

(お店の写真は、以前通りがかったときに写したもの。当日は行く予定じゃなかったから、カメラは持ってなかったんです。ブロガーたるもの、常に携帯しておかないといけませんねえ)
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by kimamaspain | 2005-06-13 16:26 | レストラン

渋谷「サン・イシドロ」

b0010007_1455019.jpgスペイン料理に興味をもって、
一番最初に買った本が、
おおつきちひろさんの「タパス」です。
バルで出される料理を中心に
紹介されていました。
それを参考に作ってみると、あらま
スペインで食べた味になるじゃないですか。
うれし〜! 意外と簡単なんだ。
お店でも食べてみなくちゃ〜。

そう思いつつ、なかなか機会がなかったのですが、
この度やっと、おおつきさんのお店「サン・イシドロ」
行くことができましたので、以下、ご報告です。

お店は、渋谷東急百貨店本店の前の道を少し入ったところ。
お料理は、コースもありましたが、友達と2人だったので、
タパスを中心に単品で頼んでみました。
b0010007_1462787.jpg

まずは、トルティージャ。
レシピ本を参考に作ったときとほぼ同じ味でした。
レシピに忠実に作れば、ちゃんと再現できるんだ!
ということを実感した一瞬でしたね。
今は、独自にアレンジしているのでちょっと違いますが…。

それから、マッシュルームの土鍋炒め。
ん〜、まあまあ(笑)
なんだろう、コクがないというか、マッシュルームの旨みが
生かされていないというか、オイルがいまいちというか。
オリーブオイルじゃなかったのかなあ。
サラダオイルかグレープシードオイルのように
すごくあっさりしていたのです。
「オイルをパンにつけて…」と言われたのですが、
いつもはわたしもそうやって食べるのですが
これは、そういう気にならなかったですねえ。
ジュージューと油が跳ねてる土鍋が運ばれてきて
おいしそうではあったのだけど。

スペイン風サラダは、オリーブの実と、赤ピーマンの薄切りと、
ゆで卵が入っていることで、スペイン風としてるのでしょうか。

そして、肉団子(アルボンディガス)。
先日の「チューボーですよ」でも、町の巨匠として
紹介されただけあって、うん、なるほど。おいしい肉団子です。
日本人ごのみの味! おふくろの味っぽかったですね。
(あ、スペイン家庭料理だから、当然のことか?)

そして、じゃ〜ん。魚介のパエリャ。
これはきっちり炊き込んであって、正統なるパエリャでした。
ごはんの炊き具合もちょうどよく、魚介のだしが染みこんでいて
さすがの味です。サフランよりもトマト味のほうが勝っていましたが
おうちでは、なかなかこの味にはもっていけないですねえ。脱帽!

デザートはクレマカタラナ(友達はケーキ)。
クレマカタラナは、カスタードクリームの上に
グラニュー糖を振りかけて持ってきました。
目の前で、バーナーの炎をあて、カラメルを作って見せる
というパフォーマンスつきです。それ自体は面白かったのですが、
砂糖が多すぎたのか、中央が異様にぶ厚い飴のかたまりに
なってしまったのが残念でした。
薄氷を割るようにして食べたかったなあ。

ケーキは名前にぶっとびました。
メニューにはたしか、
「びっくりするほどおいしいケーキ」
と書いてあったような・・・
実際は、びっくりするほど、普通のチョコレートケーキでした。(^^;)
デコレーションはかわいかったけれどね。

アイスコーヒー(カフェ・コン・イエロ)。
氷のグラスに、カップに入ったコーヒーを自分で注いで、
アイスコーヒーにします。
これがスペイン式なのだそうです。

以上のようなお料理と生ビール1杯飲んで、1人約6000円でした。
パエリャコース(3800円)にすればよかったかなあ。
どこのスペイン料理店に行っても思うことなのですが、
カジュアルな雰囲気のわりに、やや高くつく感じですね。
だからつい、自分で作ろうって気になっちゃうんですが…。

というわけで、わたしのスペイン料理の原点だ〜と
勝手に意気込んで、期待しすぎちゃった分、
お店でのお料理には、ちょっと辛口になってしまいました。
すみません。m(_ _)m
それもこれも、おおつきさんのレシピ本が
素晴らしいからなんですが・・・。(言い訳)
(自分で作れる〜と、つい思ってしまうんですよ)(^^;ゞ

おおつきさんの本は、家庭で作ることを念頭に書かれているので
本当にわかりやすく、親しみがもてるレシピばかりです。
これからも、参考にさせていただいて、いろいろ作ってみよ〜っと。
腕が上がったら、レストランが開けるかも???(←無理、無理)(^^;)
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by kimamaspain | 2005-06-11 14:49 | レストラン

神保町「マジョルカ」

b0010007_17404451.jpg地下鉄神保町A5出口。靖国通り(古書街メインストリート)の喫茶「柏水堂」角を曲がって、突き当たり。「助六寿司」の隣。(駅から徒歩3分)に、スペイン居酒屋「マジョルカ」はあります。
お店に入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、
おだやかな海の水平線。
え、ここはマジョルカ島? 目の前は地中海?
なーんて、お世辞にも錯覚することはないのですが、その雰囲気を出そうという心意気は伝わってきます。
壁いっぱいに描かれた海の絵は、すっきりと明るく開放的で、
約20席という狭さや圧迫感を感じさせないから不思議です。
考えましたねえ!(^^;)

シェフは、当初フランス料理を志し、ヨーロッパで修行。
各地をまわっているうちに、スペイン・バスク地方で
タパス料理に出会い、そのおいしさに感激して、
スペイン料理に転向したそうです。

で、なんでこのお店に行くことになったかというと、
ダーリンが持っていた、1枚のメモです。
十数年前に、パリのシャルル・ド・ゴール空港で
たまたま居合わせ、書いてもらった住所と名前がそれ。
フランス料理の修業をしていると言っていたらしいのですが、
その後はなんの連絡もしないまま、時が流れ・・・

先日、部屋を片づけているときにそのメモが出てきて、
なにげなく書いてある名前で調べてみると、
なんと、その方のお店があるじゃないですか。
しかも、スペインバル。
ええ〜!フランス料理じゃなかったのかあ〜?
その疑問を解決すべく、空港での一瞬の縁を確かめるべく
「おもしろそう」とわたしも一緒に出かけたのでした。

夕方6時ごろ、お店に到着。
他にお客様はいらっしゃいませんでした。
席に着くなり、ダーリンが件のメモを取り出し、
もしや…と話しかけると、シェフは記憶あいまいながらも、
思い出してくれたようでした。
ほっ!(笑)

再会を祝って乾杯なんかしちゃって、そのときのことを
確認しあううち、テンションが高くなっていくシェフ。
他にお客さまがいらしたら…と、心配するも
「来ない、来ない。いつも9時ごろにぎわうんですよ」
あら、お店はスペインタイムだったんですね。(^^;)

スペイン居酒屋(バル)にしたのは、シェフ修行の後、
お酒の輸出入の仕事に携わった関係で、お酒に詳しいというのと
釣りが趣味で、その成果をメニューに生かせるというのも
あったようです。こういうお店になったのは、自然のなりゆき?
なんか肩の力が抜けていて、いいですねえ。

さて、再会で盛り上がった後、シェフは厨房に戻っていき
今度は彼のお料理の出番です。
ワイン&ビールで喉をうるおしつつ、いただいたのは以下のとおり。
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スナップエンドウのアイオリソースは、本日の突き出し。
ゆでたスナップエンドウに、にんにく風味のマヨネーズと
パプリカを振ったものです。
しゃきしゃきとした歯ごたえのエンドウと
アイオリソースがよく合いました。

ピクルスの盛り合わせは、かわいい器に盛られて出てきます。
オリーブは3種類入っていました。おつまみにぴったり。

生ハムにはプラムがかわいく添えてありました。
ハム自体は、パルマ産で大して感激はしないのですが、
プラムと一緒に食べると、あら、不思議。おいしさ倍増。
ねっとりと濃厚な味に変身したんですよ。
これ、おうちでも真似できますね。

トマトサラダは、ドレッシングか塩かが選べました。
塩は7種類あって、その中から3種類が選べたので、
「ルーマニア産、中国産、フランス産」をチョイス。
微妙な差はわからなかったのですが、どれもミネラル分が
豊富そうで、しょっぱさの中に旨みがありましたね。

ごぼうのスペイン風唐揚げは、嬉しい変化球。
ごぼうがこんなにおいしかったなんて・・・。
まるごと揚げてあるだけなのですが、やみつきになりそうです。

タコのガリシア風は、つぼに入って出てきます。
なじみの味です。

ミックスパエリャは、22センチ鍋で、1800円。
これは、お得なんじゃないでしょうか。
だいたいこのサイズだと、3000円はしますし、
ご飯が見えないくらいの具の量は、感動ものです。

このお店のパエリャは「黄金のパエリャ」ということで
普通のパエリャと作り方が若干違うそうです。
具とご飯を炊き合わせるのではなく、別々に作っておいて
最後に盛りつけ、仕上げにおこげをつけるんだとか。
そのため、ご飯はにごりのない美しい黄色で、ばらっ。
作りやすさと、日本人好みの味を追求した結果が、これなんですね。
おこげをとるための、もんじゃ焼きのへらみたいなのが
付いてきたので、ええもう、それでご飯粒一つ残らず、こそげましたよ。

デザートは、ココ・フルーツ。
ココナッツミルクにフルーツが入っていました。
真ん中にあるのは、青じそ。妙にマッチ!

ということで、スペイン料理っぽくはあるのですが
そのまんまではなく、うまくアレンジしてありました。
「だって、食べるのは日本人ですからねえ」
大してお店の宣伝をしないのも
「地元の方に、来ていただきたいですから」
シェフは、いたって自然体なのでした。

土・日・祝日と休み、夜のみの営業。
休みの日には、釣りに出かけてアウトドアを楽しみ、
そこで釣ったお魚が、翌日のお店のお料理になるなんて、
いいじゃないですか〜。
運が良ければ、珍しいお魚料理にも出合えそうです。

席料(突き出し)500円で、タパスは一律630円。
作り置きではなく、どれもその都度作ってくれます。
お酒は比較的リーズナブル。
で、このワインリストが、ちょっと面白いんです。
「吉田くんおすすめの○○!」「××先輩いちおしの○○!」
なんて書いてあって、客としてみれば
「だれだよ、吉田くん…」ではあるのですが、
仲間内での楽しさが伝わってきて、ぜんぜんイヤじゃない。
むしろ、親しみが感じられて、ツッコミながらオーダーできる
ワインリストなのでした。
(お店の前に出している手作りっぽい看板が、また良くてねえ・・・
 お友達が作ったのでしょうか。顔がほころびます)

店内に流れるラテンミュージックを聴きながら
気取らず楽しく、飲んで、食べて、喋って・・・。
再会ドラマがあった分、愛着の湧きまくりのスペインバル探訪でした。
たぶん、また行きそうな・・・きっと行くでしょうねえ。
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by kimamaspain | 2005-06-03 18:01 | レストラン