愛と愉しみのスペイン料理

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スペイン料理関連のレポートを少しずつ。

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b0010007_13302482.jpg今年は、『ドン・キホーテ』初版が
出版されて400年なんですね。
だからというわけでもないのですが
6月に松本幸四郎のミュージカル
「ラ・マンチャの男」を観に行きまして、
これがよかったんです。
2時間ちょっとにうまくまとめられていて
決めぜりふがぴしっと決まり、
テンポよくクライマックスに・・・。
どおりでロングランを続けてるわけですよ。

そこで、ふと思い出したのが、
「ドン・キホーテの食卓」荻内勝之著(新潮選書)。
書名だけは知っていたのですが、『ドン・キホーテ』を
ちゃんと読んだことがなかった(というか、
読みかけてすぐに放り出した)ので、いずれ・・・
と思っているうちに時が流れ、この本の存在さえも
忘却の彼方にとんでいってたのでした。
それを「ラ・マンチャの男」がぐぐぐっと引き寄せてくれたわけですが、
いざ読もうと思うと、無いんですね〜。
(1987年刊行で、今は絶版のよう)
だもんで、手っ取り早く図書館で借りてきました。

ああ、なんでもっと早く読まなかったんでしょう。
『ドン・キホーテ』を食べ物や料理の観点から探っているのですが、
雑学の宝庫とでもいいましょうか、話があっちゃこっちゃに
いきながらも、料理の作り方や素材にまで言及してあって、
これが知りたかった!というのが、ばっちり載っていたのです。

たとえば、ガッチャス。
ことしの2月にテレビの特番で紹介されて、
へえ〜と興味深く見たのですが、なんのことはない、
ラ・マンチャの郷土料理ガチャとして、粉の正体を
突き止めるところからレポートされておりました。
「茄子アンダルシアの夏」に出てくる茄子のアサディジョ漬けや、
冷製スープじゃない煮込み料理の「ガスパチョ」
(「ドン・キホーテ」では「ガリアーノ」と呼ばれている料理)
昔ながらのコシードなども、それはそれは丁寧に紹介されておりました。

なーんだ、もっと早くこの知識を得ていたら・・・

いえいえ、テレビや漫画で取り上げられたり
小耳にはさんだ料理だったからこそ、
関心をもって楽しく読むことができたのでしょう。
逆に言えば、これでセルバンデスの『ドン・キホーテ』をも
面白く読めそうな気がしてきました。
一度は挫折したけれど、また挑戦してみようかな。
出版400年を祝って・・・(超こじつけ!)(^^;)
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by kimamaspain | 2005-07-31 13:46 | 本・雑誌・新聞

ハモン、ハモン。

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上の写真は、スペイン土産としていただいたもの。
下は近所のスーパーで売っていた輸入物(500円)。

スペインの生ハムを初めて食べた15年前は、
くせがあってちょっとな〜と思ったのですが、
今では、
生ハム? なんといってもハモン・イベリコだぜ!
と、きっぱり。
(日本メーカー製造の「生ハム」を生ハムと思い、
 それに満足していた日がなつかしい)

パック入りのハモン。
通常は冷蔵庫で保存しますが、食べるときは
パックをあけて、適当にさき、皿に盛って
空気に触れさせ、常温にもどしてから、いただきます。

お土産ハモンは、パッケージのカジュアルさに反して上質。
まるで生肉のような色とつやで誘惑してきます。
皿に盛っているときから、手の熱でじわっと溶け出す脂。
指にしっとりとまとわりつく肉肌。
ああ、我慢できない。
ちょっとつまんでいいかしら。

うま〜〜い。どうしよう。
(足をばたばた、手をぷるぷる)

薄い輸入物500円も、かなりいい線。
あっさりめでコクは足りないけど、比較してはいけませんね。

生ハムとチーズとパンとワイン。
これさえあれば、極楽極楽。
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by kimamaspain | 2005-07-24 16:41 | 食品
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あぢ〜。日本の夏は、じとっと暑くて、いやですね。

「スペイン語会話」で紹介されていたガスパチョ作りのアバウトさに
勇気をもらい、またも挑戦してみました。
必要なもののみ厳選し、材料の割合と味付けに試行錯誤を重ねた結果、
(というほどでもないが)(^^;)
やった〜〜! 
ついに決定版とも言うべき「ガスパチョ」が完成しました。

材料はいたってシンプル。
4人分が、200円足らずでできます。
クミンに加え、今度はマヨネーズもちょこっと入れたので
スパイシーかつまろやかな味わいです。
きゃ〜〜、くせになる美味しさ!(←ひとりで言ってろ! 笑)

今まで公開していたレシピで作った方がいらっしゃったら、
ホントごめんなさい。m(_ _)m
今後はこちらをオススメいたします。

トッピングは、せいぜいきゅうりくらいにして
むしゃむしゃぞぞぞぉ〜〜っと飲んでくださいね。
お日様ギラギラ汗だくの日には、く〜〜、たまりませんゼ。

余ったら、味付けを濃くしたり、調味料を加えたりして、
スパゲッティソースやサラダドレッシング、
サルサソースに利用してもいいですねえ。
うふうふ、この夏は空前のガスパチョ大ブームになりそう。
(あ、とりあえず、わたしはね)(^^;)
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●「簡単ガスパチョ」のお料理メモ
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by kimamaspain | 2005-07-17 17:07 | 料理
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ってことで、ガスパチョ作ってみました。
先週の「NHKスペイン語会話」でも取り上げられていましたが
作り方は、すご〜くアバウトで、トマトの水煮缶を使って、
きゅうりやピーマンを、適当にミキサーに放り込み
オリーブオイルとワインビネガーをどどどっと入れるというものでした。
笑い飯の哲夫さんの感想が、とほほでねえ・・・
「ケチャップをそのまま飲んでる感じ」(笑)
それって、なんかまずそうじゃない?(^^;)

今回わたしが参考にしたのは「食彩浪漫」に載っていた
バルレストラン・ミヤカワのレシピです。
トマトとトマトジュースで作るのですが、
割合は適当にアレンジしました。
特に、オリーブオイルと酢はぐっと控えめにしてあります。

結果、今までで一番納得の味になったかな?
決め手は、クミン。
ちょっとメキシカンな感じもするけど
味が引き締まって、あ、これだ!と思いましたね。

次は、「スペイン語会話」方式で、作ってみましょうかねえ。
トッピングもなくて、すごく簡単そうでしたから。

●「ガスパチョ」のお料理メモ
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by kimamaspain | 2005-07-13 01:00 | 料理
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7月8日(金)22時から放送の「世界美術館紀行」(NHK教育)は「カタルーニャ 天才少年の名所案内」ということで、ピカソ、ミロ、ダリの各美術館やゆかりの地が紹介されていました。いずれも足を運んだことがあったので、ああ、ここも行った〜〜ここも〜と、ひとり懐かしモードに浸っているとキタ━━(゚∀゚)━━!!!!。いや、デタ〜〜〜?(^^;)

フィゲラスにあるホテル・デュランのレストラン。(ダリが足繁く通ったことで有名ですね)番組では、そこのシェフに依頼して、ダリの豪華料理本「ガラの晩餐」から、掲載レシピを参考に、お料理を再現してもらっていました。さすが、NHK。やることが違いますね。

出来上がったものは、みごとにダリ風。料理というより、食べ物を使ったオブジェになっていました。特に、えびが高く盛られたツリーのような1品にはびっくり。ダリの作品には、食べ物がよく登場しますが、料理も、一種の芸術ととらえられていたのかもしれませんねえ。

テーブルいっぱいに料理が並んでいましたが、食べるシーンはありませんでした。(作っているシーンはあって、シェフは食材の組み合わせ方が面白いと言っていましたが・・・)撮影後、どうしたんでしょう。どんな味付けだったのかなあ。なんか気になる〜〜(笑)

【関連リンク】

サルバドール・ダリの世界にひたるグッズとダリ展情報

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by kimamaspain | 2005-07-11 00:31 | テレビ番組
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スペイン居酒屋「マジョルカ」で出てきた
「ごぼうのスペイン風唐揚げ」を作ってみました。
と言いたいところですが、なにを勘違いしたか、
天ぷらにしてしまいました。(^^;)

ニンニクパウダーとパプリカをまぜた粉を
まぶして揚げようと思っていたのに、
うっかり、それを水で溶いてしまって・・・。

でも、これはこれで、おいしかったです。
塩をぱらっとふって、かぶりつくと
汁がじゅる〜って口いっぱいに広がって、
ごぼうってこんなに甘かったんだ〜。

ふだんは早く火が通るように、薄く切って揚げることが
多いのですが、まるごともいいですね。
時間はかかっても、ゆっくり揚げると、柔らかくなって
ごぼう本来の旨みが、凝縮される感じです。

うん、今度こそ、唐揚げで。
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by kimamaspain | 2005-07-09 23:50 | 料理
b0010007_1695127.jpgまたも行ってきましたスペイン居酒屋「マジョルカ」。
今回は、グループで押しかけたので、
料理はおまかせにし、
ワインは4本開けました。
(カバ1本、白1本、赤2本)
いつものようにお料理を撮っていると
「なんでワインはとらないの?」
「だって〜、ワインはどれも同じに見えるし・・・」
「好きな人はラベルを持って帰るんだよ」
そこで、はたと気づきました。ラベルだよ。(^^;)
(今頃気付く鈍なやつ)

あわてて最後の赤ワイン2本を記録しましたが、
ご紹介するに値するものなのかどうか・・・
特にこだわりがないもんで、そのあたりがよくわかりません。
でもまあ、どちらもリーズナブル(2000円台)で、
すっと飲める口当たりのいいワインでした。
ラ・マンチャの「アノランサ」は赤と白をいただきましたが、
特に白は、すっきり辛口でとってもフルーティでしたね。
レストランに行くと、高いワインばかりで選ぶのに困ることがありますが、
その点、ここはお手頃価格のワインが豊富なので嬉しいです。

さて、お料理はおまかせなので、なにが出てくるのやら。
まずは、テーブルオリーブ、それから「じゃがいものアイオリソース」。
アイオリはにんにくから作った本格的ソースで感激でしたね。

次に「ウスバハギのカルパッチョ」。
ウスバハギはカワハギの一種で、
シェフの釣りの師匠から仕入れたものだそうです。
淡泊な味で、どんどん口に入ってしまう〜。
とろとろの「豚肉とひよこ豆の煮込み」はパンと一緒に。
「マジョルカ風サラダ」はトマトとレタスなどの野菜サラダでした。

そして、メインの「メジナの鉄板焼き」(このメジナも釣りの師匠から)。
30センチはある1尾をパエリャパンで鉄板焼きにしたものです。豪快〜♪
にんにくと鷹の爪、オリーブオイル、隠し味にお醤油も入っているようでした。
活きがいいからか、ふっくら軟らかな白身がおいし〜〜。
何度口から「おいしい」が出たことでしょう。
最後は、特製「魚介の黄金パエリャ」。
へらでおこげをこそげながら、いただきました。

グループで来ると、わいわい飲んで食べて、つい長居をしてしまいますね。
「クワジータ」は、生クリームにはちみつをかけたデザート。
「オルチャータ」は、オオカヤツリクサの地下茎をすりつぶして作った
豆乳カルピスのようなスペインの夏の飲み物。
これらやコーヒーをお供に、ワインがなくなった後も
ぺちゃくちゃ会話に花が咲き、余韻を楽しんだのでした。

神保町駅からすぐなので、また行っちゃうかなあ。
いや、まだ行きたいお店は他にもいっぱいあるしなあ。
それより「おうちでスペイン料理」ですよ。
ガスパチョのシーズンだし、夏の創作パエリャも作りたいしねえ。
ん〜、暑さにめげず、がんばるぞ〜〜。
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by kimamaspain | 2005-07-06 16:19 | レストラン
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「パプリカのマリネ」はすでに何度か取り上げてますが、
またもしつこくご紹介いたします。(^^;)

パプリカをオリーブオイルで炒め焼きにして薄皮を剥き、
そのオイルをマリネ液に利用するというやり方です。
(レストラン・ミヤカワ方式ですな)
まるごと炒め蒸し焼きにするので、パプリカの中には、
旨みをふくんだお汁がたっぷり。これもしっかり利用しますよ〜。

オイルの飛び散りと、皮を剥くときに手がべちょべちょに
なるのが難点ですが、最高のマリネを作るのだ!と思えば、
それくらいなんのそのです。

作ってすぐ食べてもいいけど、一晩寝かせると
これまた味がまろやかになって、おいしいんですよ〜。
それでは、マリネツアーへご案内〜♪
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火を止めたら、ちょっと休憩。パプリカが冷めるまで待ちましょう。
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●「パプリカのマリネ」お料理メモ
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by kimamaspain | 2005-07-01 11:40 | 料理