愛と愉しみのスペイン料理

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スペイン料理関連のレポートを少しずつ。

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日曜日の午後、フジテレビで
「めざましSP!〜ゆずの満喫スペイン太陽の旅へ〜」
(10月23日 13:35〜14:30)という特番がありました。
「めざましどようび」のテーマ曲作りのため
ゆずはこの夏、スペインにまで行ってたんですね。
番組では、海岸で歌ったり、移動中に曲づくりに励んでいたり
枯れたひまわり畑や朝陽をながめていたりしたんだけれど
例によって、お料理関連シーンのみピックアップです。

「スペインは、闘牛、フラメンコだけじゃない!」
番組冒頭で、ありきたりなスペイン紹介ではないことを
強調していましたが、食べ物に関しては、
お決まりのタパスとパエリャでしたねえ。
やっぱり定番は、おさえておかなくちゃ?

まずはマドリード。
はずせないスポットとして、
穴場バルがいくつか紹介されました。

カタクチイワシのマリネをポテトチップスに
のせて食べるという「ボデーガス・リクラ」。
トルティージャを強火でがあ〜っと作っているところを
見せてくれた「エル・メソン・デ・ラ・トルティージャ」。
ハモンイベリコが自慢の「セルベセリア・セルバンテス」。

そして、マッシュルームの鉄板焼きが専門の
「メソン・デル・シャンピニョン」。
出来たてのアツアツを一口でほおばって、
ふがふがとあわてる岩沢くんが、面白かったですね。

そのお店で「スペインで一番太陽が感じられる場所」を尋ねます。
「アンダルシアだよ。気温45度!」
それを聞いて、2人の口からついて出てきたのは
♪アンダルシアに憧れて〜〜
おお〜、マッチですか? そうきましたか。
まんまではありますが、ずっこけました。(^^;)

それから、アンダルシアの海岸沿いの町、ロタへ。
ここでは、フラメンコ歌手のミゲールさんのお宅で
パエリャをごちそうになるんですが、出かけた魚市場で、
食材を買い込む、買い込む。キロ単位です。

買い物しながら、ミゲールさんは
「パエリャには『彼女だけ』という意味もあるんだよ」
とトリビアを披露していました。ゆずは「へえ〜」。
わたしも「へえ〜」&「だからなんなの?」(笑)

そしてミゲールさんちの台所で、10人分の豪快なパエリャ作りです。
ガス台全体を鍋が占領していたので、台についているコンロを
全部使い、鍋をずらしながら火加減を調整したのかもしれません。
出来上がったパエリャは、
魚介のだしがたっぷり染みこんだリゾット風でした。
そう、必ずしもお焦げつきのパリパリに仕上げなくてもいいんですよね。
多少どろっとしていても、お米がやわやわでも、
それはそれでアリなんです。

ゆずの2人も「うわ〜、うまい」「オジヤ風です」
「うんうん、日本人に合う」「ぜんぜんいける」
と大絶賛でした。リゾット風もよさそうですね。

それにしても、食べてるときの北川くんて、
めちゃめちゃチャーミングでしたねえ。
グルメシーンにはうってつけのリアクションでした。
そのうち「くいしん坊!万才」からオフォーがあるかも?
 (↑ナイナイ)(^^;)

■ロタ風パエリャの材料と作り方
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by kimamaspain | 2005-10-25 01:01 | テレビ番組

アンチョビ&トマト

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アンチョビとトマトで、あっという間に出来上がり。
バルメニューでもよく見かけます。
アンチョビ缶詰さえあれば、何が相手でも、
いっちょまえの1皿にしてくれるから嬉しいですよね。
(「アボカドのアンチョビサラダ」は こちら
今回はきゅうりの塩もみも添えてみました。
バルサミコをちょっと振りかけても。

●アンチョビ&トマト お料理メモ
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by kimamaspain | 2005-10-21 12:20 | 料理
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昨日の「世界ふれあい街歩き」(NHK BS2)はトレドでした。
カメラが散歩する人の目線で街を案内してくれる番組です。

午前10時半ごろのバル。
パンにトルティージャをはさんでいるシーンが出てきました。

おお、トルティージャ。
食べたいのお。

ってことで、作ってみました。
ポテトが定番だけれど、じゃがいもは1個だけにして、
きのことほうれん草を加えました。
こんなにたくさんの具を?と心配になるくらいの量でも大丈夫。
たまごがぎゅっと固めてくれます。

パンにはさんでもいいし、そのまま食べてもいいし。
マヨネーズベースのソースをつけてもおいしいですね。

● 「じゃがいもときのことほうれん草のトルティージャ」のお料理メモ
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by kimamaspain | 2005-10-18 21:40 | 料理
「pen」(阪急コミュニケーションズ)の別冊「pen_ates」。
第1特集は、編集部が選んだ「誰も知らなかった、三つ星レストラン」。
「美味しい」を超えたプラスαのあるお店が、25店紹介されています。

プラスαの5つのポイントは
・感動をくれる
・頼りになる
・やさしい
・値打ちが伝わる
・お洒落心がある

スペイン料理では、日本橋の「レストランサン・パウ」と
桜新町の「弦巻茶屋」、大阪の「フジヤ1935」が載っているのですが、
この3店とも「お洒落心がある」というプラスαで選ばれています。

ヌエバ・コシーナ(新スペイン料理)が、浸透してきてる証拠かな?

と思いきや、「弦巻茶屋」に関しては全く違うコンセプトのようで
店構えは純和風、調度品はモロッコ家具という不思議な空間で食べる
スペイン料理(モロッコ料理に近い?)のようです。
ちょっと気になりますねえ。

第2特集は、「バルセロナ。新・快楽主義者の暮らす街」。
バルセロナ在住の男性2人のライフスタイルのレポートです。
共通するのは、週末に友達など集めてホームパーティをするところ。
お料理は集まった人たちみんなで、わいわい作るんですね。

いまや、料理を作らない男はかっこわるい?

食と生活にこだわったこの男性誌、
洗練されたデザインのキッチンツールや
センスよく簡単に作れるお料理レシピまで載っているので
男性だけに読ませておくのはもったいな〜〜い。
スペイン料理には関係なくても、次号もしっかりチェックしますよ〜。(^^;)
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by kimamaspain | 2005-10-17 21:54 | 本・雑誌・新聞
b0010007_17131078.jpg4月にも行ったテソロ青山に、
今度はランチで訪問です。
グルメギフト券をもらったという
友人に「いいよ〜」としきりに
すすめて、ちゃっかりそのお供にも
していただきました。ありがとー。
うれしいな〜、るんるんるん。
スキップしながら家を出て、友人とは
地下鉄表参道駅で待ち合わせました。

「A2出口からすぐなのよ〜」
1度行ったことがあるだけなのに、もう常連さんの気分です。
「ここは落ち着いてて、昼間でも夜の気分になれるの。足下気をつけてね」
階段を下りながら、友人をエスコートするわたしは
もはや常連客を超えて、社外広報スタッフになっていたかもしれません。(^^;)
(関係ないけど、テソロは美を追究するノエビアの系列なんですね)
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さて、ランチコース。
ディナーよりも軽めですが、内容は充実していました。

タパスの盛り合わせは
・メカジキのエスカベッシュ
・若鶏と海老のガランティーヌ
・帆立貝とフルーツトマトのマリネ

スープは、ほんのりとセロリの風味がきいて、
引き締まった大人の味になっていました。
くどくなく、あっさりもしてなく、ちょうどいい。
わたし好みの加減で、一口ごとに「おいし〜」と
オウムのように繰り返してしまいましたよ。

メイン料理は、「スモークサーモン」でしたが
友人はお魚が苦手ということで、「塩豚」に変更。
スモークサーモンは、ぱっと見、鮭の塩焼きに見えますが、
ノンノン! 軽く表面をポアレしてあるだけで
中はしっとりねっとりとした赤身です。

これが、おいしいのなんの!

さらに「おいし〜」を連発したのかというと違います。
あんまりおいしいと言葉は出ないんですね。無言。
無言食い。(^^;)
心の中で、しみじみと「おいし〜〜〜」です。

うすっぺらいスモークサーモンを食べ慣れているためか
厚みのある食感が、わたしの味覚のツボを押しまくりまして
香ばしいパリパリの皮としっとりした身の合わせ技に、
言葉を失ってしまったわけです。
紙のように薄く切ってあったマンチェゴチーズも
いいアクセントになっていましたし。

サラダ感覚でありながら、メイン料理としての風格を備えた
素晴らしい1品。この「サラダ仕立て」は、
おうちでも真似したいですね。食材を変えれば
いろんなバリエーションが楽しめます。

で、そのサラダのなかに、めずらしい野菜が入っていたので
お尋ねしたところ、金沢から特別に取り寄せたものでした。
それがなんだったかは、もう忘れてしまいましたが(ダメじゃん)
食材ひとつひとつにもこだわる料理人の心意気を感じましたね。
(ほめすぎ?)(^^;)

それから、バレンシア風のパエリャ。
そして、デザート&コーヒーでおしまいです。

ああ、おいしかった〜〜! 余は満足じゃ〜(笑)
ワインを飲みながら美味しい料理をいただき、友と語らう。
なんて幸せな秋の昼下がりだったのでしょう。
また来たいなあ。今度は自腹で・・・
と言いたいところですが、どうなるでしょうか。

ここテソロ青山は「フレンチテイスト」とうたっている通り、
フレンチの要素と流行を取り入れ、独自のスペイン料理として
提供しているところがいいのですが、
逆にフランス料理屋さんも、今は「スパニッシュ」傾向にあるし
スペインバルはあちこちにできてるし・・・

おっと、テソロさま、お引き留めくださるな〜〜(笑)

いつまでたっても、どこの常連客にもなれない、
わたしの「らんらんレストラン訪問」は続きます。(^^;)
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by kimamaspain | 2005-10-16 17:16 | レストラン
朝日新聞(10月15日付朝刊be)の「料理の知恵袋道具編」に
パエリャの語源となったパエリャ鍋(パエリャラ)の記事と
パエリャのレシピが載っていました。

こうして日本の家庭にもどんどん浸透するパエリャ。いいぞ〜。

と思いながら、記事をチェ〜〜ック!
「なんちゃってパエリャ」ばかり作っているわたしが言うのも
なんですが・・・

材料のところで、微弱ながらツッコミセンサー点滅。
2人分で、米1カップ半。
ん〜〜、ちょっと多すぎるような。(^^;)
食べ盛りの男の子2人分でしょうか? 

レシピのところでも、軽くセンサー点滅。
サフランは、そのままじゃなく、
すりつぶしたほうが、色も風味も出るのになあ。(ぼそっ)

と、次の段階で、激しくセンサー点滅。
あれれ、お米を洗っていますよ〜。
しかもご丁寧に
「米は洗わずにそのまま入れて・・・(略)というレシピが多い。
 しかし、今回は洗って水気をきった米を入れた」
とあります。
なんでや〜? あえてそうした理由が知りたいぞ〜。(^^;)
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by kimamaspain | 2005-10-15 22:55 | 本・雑誌・新聞
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スペイン館タパスバーのレシピブックをいただきました。
13人のシェフによる13個のタパス。

パッと見は、簡単そうなのですが、レシピを読むと
むむむ、どれも手間がかかっています。
たとえば、フェラン・アドリア(EL BULLI)の「イベリコハムのサンドイッチ」。
スティック状のミニバゲットパンに生ハムを巻いたもので、
パンを作るところから始まります。ひえ〜。
でも、見かけだけなら、それっぽく作ることはできそうですね。

ってことで、真似てみたのが、トニョ・ペレス(ATORIO)の
「えびとねぎのパリパリの包み袋」。
えびとポテトを混ぜた具を春巻きの皮で包んで揚げました。
本来は、えびとチーズとネギを混ぜ合わせた具に
ブリック皮使用なんですけれどね。

どおお〜? けっこういい線いってると思いませんか。
味も、なかなかでしたよ。本物とは大きく違うだろうけれど。(^^;)
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by kimamaspain | 2005-10-13 16:41 | 料理

吉祥寺「ドスガトス」

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今回の「らんらんレストラン訪問」は、(って、いつからタイトルついたんや!)「バルセロナの厨房から」や「スペインおいしい紀行」などの著書がある高森敏明さんの「ドスガトス」です。

もちろん本は読んでいますし、レシピを参考にさせていただいたりもしています。わたしの中では、かなり重要視しているお店で、今まで行かなかったのが不思議なくらい。というか、特別な思いを抱いてしまったがために、もったいなくて、行けなかったというか・・・。ああ、夢にまで見た念願のドスガトス!いざ出陣じゃ〜〜。(←↑かなり大げさ)(^^;)

お店は吉祥寺駅北口から歩いて7〜8分でしょうか。中道通り商店街は、かわいい小物ショップやユニークな喫茶店があったかと思うと、突然空き地が出現し、隣接する建物の壁がトタン板剥き出しだったりして、面白い通りですね。お店に到着するまでぜんぜん飽きませんでした。

ドスガトスについたのは、午前11時45分ごろ。開店前だったけれど、看板が出ていたので、「もう入れるのかなあ」と入り口に寄っていくと、それを阻むかのように、バイクをぐいっと寄せてくる
おじさんがいるではないですか。むむ、なんちゅう失礼なヤツじゃ〜、と顔を見たら、なんと店主の高森さん!

「まだですよねえ」と遠慮がちに尋ねたところ、きっぱりと「12時からです」と言われてしまいました。え〜〜ん。15分前なら、入れてくれてもよさそうなのに〜。(^^;)入り口の脇に、とめてあるのがそのバイク。自転車と共に、まるでオブジェのような佇まいでございますねえ。

今回は、総勢12人+1人(3歳)で訪問。昼のウイークエンドランチコース(2,600円)にパエリャ(3人分)をつけ、子ども用として前菜盛り合わせのようなお子様プレートも特別に用意していただきました。この融通のよさ。有り難いですね。

お子様用のランチョンマットがまたかわいくてね〜、こういうちょっとした配慮が嬉しいです。飲み物は、ワイン、ビール、カクテルなど単品ドリンク類が充実していたので、各自、好きなものをチョイスしました。

ランチコースは以下のとおり。

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●前菜盛り合わせ
パンコントマテ、トルティージャ、豆と野菜のマリネ(?)ズッキーニの松の実&レーズンソテー、まいたけの・・・なんだったか忘れましたが、どれもワインやビールにぴったり。

トルティージャはうすく切られて出てきましたが、もとの形を、わたしは見過ごしませんでしたよ〜。焼きたてのまるごとトルティージャは中央部分がややくぼんでおりました。

焼いている最中に、フライパンを時折揺すると、ふちはいい感じに丸みがつくのですが、揺すりすぎるとぶ厚くなり、中央がへこむんですよね。なーんだ、プロが作ってもへこむことはあるのか〜。ちょっぴり安心したのは、言うまでもありません。(^^;)

●ガスパチョ。
酸味がきいて、上品で、コクがあるのにすっきり。本物のガスパチョとは、こういうものなのか!目がさめるほどのおいしさでした。この夏は、ミキサーでガ〜〜と作る簡単ガスパチョばかり飲んでいたので、洗練されたプロの味を見せつけられた感じでしたねえ。どうだ〜、これがガスパチョじゃ〜って。やっぱりシノワで丁寧に漉したものは、味まで違いますね。ブイヨンでも入っていたのでしょうか。とにかくおいしかったです。レストランでいただいた中でも、今までで一番でしたね。

●メイン料理は、以下3皿の中から選びます。
 ・本日のお魚料理(マナガツオのポアレ)
 ・仔羊ロースのローストオリーブ風味
 ・牛ヒレ肉のブルーチーズソース

で、わたしは牛ヒレをチョイス。
お肉はやわらかくて、ボリューム満点。食べ応えがありました。ブルーチーズソースは特にくせはなく、まろやかな大人の味でしたね。付け合わせは、ジャガイモやレンズ豆などをソテーしたもの。レンズ豆が不思議な食感で「なに、このプチプチ。おもしろ〜い」と、ひとり騒いでしまいました。お恥ずかしい。仔羊もちょっといただきましたが、やっぱり羊の味でした。(当たり前!? 実は苦手なんです、羊ちゃん)(^^;)

マナガツオのポアレは、身はやわらかくてしっとりしていて、魚介のうらごしで作った特製ソースとよく合っていたそうです。付け合わせやソースにいたるまで手を抜かない。こういうところが、家庭料理と大きく違うところですね。

●ミックスパエリャ
具だくさんで、しっかりとした味付け。全員で分けたので、3口分くらいでしたが、あるとないとでは大違いでしょう。パエリャが出てきただけでムードが盛り上がりました。

●デザート&コーヒー(or 紅茶)
 ・クレマカタラナ
 ・チョコレートケーキ
 ・サングリアのシャーベット
 の中から1つ選びます。

わたしがいただいたのはクレマカタラナですが、舌触りなめらかで上品な甘さに仕上がっていました。カラメルの甘さが加わってちょうどいい。スペインで食べると甘くて閉口することがあるのですが、こういう味のアレンジは嬉しいですね。

というわけで、約2時間半のランチは終了。1つ1つが丁寧に仕上げてあって、納得のお味でした。さすがバルセロナで修行を積んだ高森さんのレストラン!味も量もサービスも過不足無く、流行に惑わされない正統派スペイン料理店の品格すら感じましたね。

ああ、よかったな〜、おいしかったな〜せっかくだから、高森さんに「ごちそうさま」を言って帰ろう!と、お会計のときにホールスタッフにお尋ねしたところ外出されたとかで、もうお店にいらっしゃいませんでした。ううう、ざんねん。「バルセロナの厨房から」に書いてあったシェリー酒を並んで飲むというねずみの写真が見たかったのになあ。あ、そういう下心を見破られていたのか?(笑)

吉祥寺・中道通りで、このままずっと営業していてほしい落ち着きのあるレストランでした。今度は少人数でディナーコースに・・・。

【関連リンク】

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by kimamaspain | 2005-10-10 00:28 | レストラン