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愛と愉しみのスペイン料理

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日本橋「レストラン サン・パウ」(3)

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前置き長くてすみません、やっと本題の食事編です。

まず出てきたのは、ウエルカムパン(というかどうかはわからないが)とにかく、かちかちに乾燥させたフィンガーサイズのパン。(スペイン産の強力粉を使用)これに、オリーブオイルと塩をかけていただきます。小皿に取り、オイルをかけ、塩をふり、パクリ。

・・・・・・・・・・・・・
おいしいのか、これはおいしいのか、おいしいんだよね。

わたしの思考はすでに、パニック(笑)おいしいとかそうじゃないとか、そういう問題ではないのだ
と自分を納得させました。で、思わず発した言葉は「不思議なお味。面白いね〜」(^^;)

それからミクロメニューの登場です。通常のコースだと4品ですが、ランチは2品。

1品目は、カクテルグラスに入った冷たいトマトスープ。この中には、たしかベルモットで作ったゼリーが入っていて口の中でとろけるゼリーとトマトスープが絶妙のハーモニー。これまたユニークな味です。アンチョビ詰めのオリーブも入っていて、これを口に含みつつスープをすする・・・初めての味覚体験です。よって、ん〜〜、快感までには至らず…(笑)

2品目のミクロメニューは白身魚のハンバーグ。これは一口団子(つくね)のような感じ。上に薄いゼリー、下に野菜が敷いてあって、細かな作業に頭が下がりますね。上にのせたローズペッパーがきいてました。

そしてやっと前菜。これは、サンファイナ(SAMFAINA)といって、トマト、ニンニクの芽、ナス、ピーマンなどの温野菜盛り合わせです。蒸したり、焼いたり、ソースしたり。まぜて食べると、あっさりしたラタトゥイユのようでした。

どのお料理にも共通していますが、しつこくなく、どちらかといえば薄味で繊細。微妙な味つけの差や食感の違いが楽しめるようになっています。これがちゃんとわかる舌でありたいものですが、わたしの場合、「ここに1滴、お醤油たらしたいね」(^^;)

あかん。こんな人間があれこれ言うのは。反省しつつ、きょうはここまで。
(おーい、いつまで続くんだ?)(^^;)

>>日本橋「レストラン サン・パウ」ランチ(4)


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by kimamaspain | 2004-08-15 01:07 | レストラン