2008年 06月 11日
「技師長が語る特別ワイナリーツアー」プレビューイベント参加レポート 後編:工場見学・テイスティング
前編:ぶどう畑見学(&ランチ)はこちら
これは「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたプレビューイベントで
通常のワイナリーツアーとはプログラムが若干異なります。
■工場見学
さて、お腹がいっぱいになったところで、ワイン醸造所エリアに移動し
醸造棟と貯蔵庫の見学です。
この扉を入っていくと、ワイナリーの歴史コーナーがあります。
約100年におよぶワイナリーの歴史を紹介するパネルや
昔の道具、ワインなどが展示されています。
紹介ビデオも流れていました。
今は使われていないブランデーの醸造釜の横を通って、
ワインの製造ラインに向かいます。
ぶどうの収穫期なら、ここで作業が行われるのでしょうが
今はしんとしています。破砕や圧搾などの様子がビデオで
流れていました。これはぶどうをつぶす破砕機です。
圧搾機にかけて果汁を絞り、発酵させて、
タンクや樽に入れて熟成させます。
続いて貯蔵庫へ。石造りの蔵がステキですね。
ここでは、樽熟成されているワインの試飲がありました。
樽から直接抜き取って、グラスに注いでくれます。
その後は瓶熟成されている薄暗い貯蔵庫です。
光を当てて澱の様子も見せてくれました。
そして、テイスティングセミナーの会場へ。
■テイスティングセミナー
テーブルの上に6種類のワインが並んでいました。
・樽発酵 甲州2005
・登美の丘(白)2005
・登美(白)2005
・登美の丘(赤)2005
・登美(赤)2004
・特別瓶熟品 カベルネソーヴィニヨン 1987(非売品)
ここでも大川所長が、ワインそれぞれの特徴を解説。
日頃のワインの疑問にも答えてくれます。
それぞれの解説の中で、たとえば「樽発酵 甲州2005」は
天ぷらによく合うとか、メルローはうなぎと合わせやすいなどという
お話が出てきました。どれも和食というか、日本人になじみのある
お料理ばかりです。それもそのはず、登美の丘ワイナリーでは、
日本の食卓(和食)に合うワインづくりを目指しているのだそうです。
日本のワインなのだから、日本の料理に合わないとね。
ということは、スペイン料理にはやはりスペインワインなのですよ。
と、強引に結びつけるワタクシ。(^_^;)
こうして「特別ワイナリーツアー」は終了したわけですが
このツアーを通して感じたことは、ワインが消費者の手に渡るまで
本当に丁寧に作られているのだなということ。
今まで、日本のワインは高いというイメージがあったけれど、
確かに高いのだけど、高くなるのは当然ですね。
それだけ手間がかかっています。
一番いい状態になってから摘み取るぶどう、
それを生かす醸造技術の研究、
自家ぶどう園だからこそ、力の入れようが違います。
ぶどう栽培やワインの製造・管理に注がれる深い愛情と
最高の味を追求してやまない姿勢にも
頭が下がる思いがしました。
こういう「人の思い」に触れられたのが一番よかったかな。
6月14日から、いよいよ一般の
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」
が始まりますが、テイスティングセミナーや
無料のワイナリーガイドツアーだけでも楽しめると思います。
ぶどうの花の咲く時期のサントリー登美の丘ワイナリー、
お近くの方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
<参考リンク>
・登美の丘ワイナリーサイト
・サントリートピックスブログ
後編終了
→おまけ(動画)
■当記事のコメントは「A.diary ほっと一息おうちバル」ブログへお願いします。
これは「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたプレビューイベントで
通常のワイナリーツアーとはプログラムが若干異なります。
■工場見学
さて、お腹がいっぱいになったところで、ワイン醸造所エリアに移動し
醸造棟と貯蔵庫の見学です。
この扉を入っていくと、ワイナリーの歴史コーナーがあります。
約100年におよぶワイナリーの歴史を紹介するパネルや
昔の道具、ワインなどが展示されています。
紹介ビデオも流れていました。
今は使われていないブランデーの醸造釜の横を通って、
ワインの製造ラインに向かいます。
ぶどうの収穫期なら、ここで作業が行われるのでしょうが
今はしんとしています。破砕や圧搾などの様子がビデオで
流れていました。これはぶどうをつぶす破砕機です。
圧搾機にかけて果汁を絞り、発酵させて、
タンクや樽に入れて熟成させます。
続いて貯蔵庫へ。石造りの蔵がステキですね。
ここでは、樽熟成されているワインの試飲がありました。
樽から直接抜き取って、グラスに注いでくれます。
その後は瓶熟成されている薄暗い貯蔵庫です。
光を当てて澱の様子も見せてくれました。
そして、テイスティングセミナーの会場へ。
■テイスティングセミナー
テーブルの上に6種類のワインが並んでいました。
・樽発酵 甲州2005
・登美の丘(白)2005
・登美(白)2005
・登美の丘(赤)2005
・登美(赤)2004
・特別瓶熟品 カベルネソーヴィニヨン 1987(非売品)
ここでも大川所長が、ワインそれぞれの特徴を解説。
日頃のワインの疑問にも答えてくれます。
それぞれの解説の中で、たとえば「樽発酵 甲州2005」は
天ぷらによく合うとか、メルローはうなぎと合わせやすいなどという
お話が出てきました。どれも和食というか、日本人になじみのある
お料理ばかりです。それもそのはず、登美の丘ワイナリーでは、
日本の食卓(和食)に合うワインづくりを目指しているのだそうです。
日本のワインなのだから、日本の料理に合わないとね。
ということは、スペイン料理にはやはりスペインワインなのですよ。
と、強引に結びつけるワタクシ。(^_^;)
こうして「特別ワイナリーツアー」は終了したわけですが
このツアーを通して感じたことは、ワインが消費者の手に渡るまで
本当に丁寧に作られているのだなということ。
今まで、日本のワインは高いというイメージがあったけれど、
確かに高いのだけど、高くなるのは当然ですね。
それだけ手間がかかっています。
一番いい状態になってから摘み取るぶどう、
それを生かす醸造技術の研究、
自家ぶどう園だからこそ、力の入れようが違います。
ぶどう栽培やワインの製造・管理に注がれる深い愛情と
最高の味を追求してやまない姿勢にも
頭が下がる思いがしました。
こういう「人の思い」に触れられたのが一番よかったかな。
6月14日から、いよいよ一般の
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」
が始まりますが、テイスティングセミナーや
無料のワイナリーガイドツアーだけでも楽しめると思います。
ぶどうの花の咲く時期のサントリー登美の丘ワイナリー、
お近くの方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
<参考リンク>
・登美の丘ワイナリーサイト
・サントリートピックスブログ
後編終了
→おまけ(動画)
■当記事のコメントは「A.diary ほっと一息おうちバル」ブログへお願いします。
by kimamaspain
| 2008-06-11 15:49
| ワインイベント