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2008年 06月 27日
表参道「bamboo(バンブー)」のディナー
表参道のレストラン「bamboo(バンブー)」へ行ってきました。
ここはかつて、サンドイッチカフェだったそうですが、
今はスパニッシュテイストを取り入れたフレンチになっています。
小笠原伯爵邸と同じ経営なので、傾向としてはモダンスパニッシュでしょうか。
表参道を少し入ったところにある白亜の洋館がまるごとbamboo。
緑がからまって、ステキですね。

オープンエアのテラス席もありますが、きょうはダイニングで
8,500円のディナーコースです。

まずはアミューズ
「生ハム、モッツァレラ、トリュフのビキニサンド」。
ビキニというのは、ハムとチーズをはさんでこんがりと焼いた
ホットサンドのことだそう。そういえば、赤坂サカスにある
「ビキニ」の店名もこのサンドが由来のようですね。
中のモッツァレラがとろーりとけて、最初から繊細な味わいです。

続いてスナック2種
「金粉をまぶしたマカダミアナッツとチコリのバーニャカウダ」。
このバーニャカウダは泡状のエスプーマになっていて、
見た目はコーヒークリームのようなんだけれど、
ちゃんとアンチョビ味になっています。不思議な感じ。

冷前菜1
「フォアグラといちご、ルッコラのサラダ」
ルッコラの中にイチゴが入っていて、それを薄く切ったフォアグラで
巻いたもの。ナッツのパリパリおせんべいも添えられています。
ソースはバルサミコ酢だったかな。

冷前菜2
「姫蛤とセロリ、トマトのジュレ 白身魚のカルパッチョ」
右のカルパッチョには3色のソースが、ポチポチポチとかかっています。
左は、トマトを漉して透明な液だけをジュレにしたものと蛤です。
どちらも、するっと食べてしまって、繊細な味だなあとは思ったけど、
感動するほどでもなかったような・・・。

パンは小笠原伯爵邸で出てきたものと同じようなミニサイズの
細長いパン。すりおろした生トマトにオリーブオイルと塩を入
れたソースにつけていただきます。パン・コン・トマテっぽく。

温前菜
「仔羊ピンチョモルノ イベリコ生ハムと大山鶏のクロケッタ」
仔羊はほどよい焼き加減で、独特のくさみもなく美味。
下にあるのはクスクス。
コロッケの下は、転がらないよう(?)穴が開いていました。
ソースの芸術的な曲線をにうっとり。

スープ
「タイムとオニオンのスープ」
ほんのりタイムの香り。ただのオニオンスープとは違いますね。

メインディッシュ(魚料理の場合)
「ヒラメのコンフィとピルピル
かぼちゃのピューレと野菜のラタトゥイユ」
ヒラメは低温で加熱されているので、しっとりやわらかい。

メインディッシュ(肉料理の場合)
「黒毛和牛のほほ肉の赤ワイン煮
根セロリのピュレと洋梨のプランチャ」
これは絶品。とろとろの赤ワイン煮、最高〜!
おいしさに身震いして、写真もぶれてます(笑)

米料理
「鯛のアロス」
鯛雑炊のようなものだけど、上にかかったパプリカがきいてます。

プレデザート
「薔薇ゼリーとライチのソルベ」
薔薇の香りのゼリーの下に濃い味のライチのシャーベット。

デザート
「アールグレイのアングレーゼクリームとショコラ」
プティフール
「チョコレートとマシュマロ」

というわけで、全コース終了。
最初にシャンパン、途中はビールを飲みながら、最後は紅茶で
いただきました。

最初に、メインの魚か肉かを選び、苦手な食材やアレルギーなどはないかを
聞いてくれます。スタッフはみなさん感じよくフレンドリー。
コース料理は全体的に凝りすぎの感があるけれど、
女性はこういうのに弱いからなあ。デートにいいかな?
ディナーは5,000円からで、小笠原伯爵邸のような
モダンスパニッシュを取り入れた料理が楽しめ、
ランチは1,800円からで、気軽に南欧料理が味わえそうです。
この日は、お誕生日のお客様がいて、お店の方に祝ってもらっていました。
ここはバンケットルームがあるので、パーティーなどはいいですね。
お天気のいい日は、テラス席が気持ちよさそうです。
<参考リンク>
・bamboo(バンブー)グループサイト
・小笠原伯爵邸のランチ(2007.6.記事)
・おでかけスペインバル&スペイン料理レストラン
■当記事のコメントは「A.diary ほっと一息おうちバル」ブログへお願いします。
■食べログでチェック!
バンブー (bamboo) (フレンチ / 表参道)
ここはかつて、サンドイッチカフェだったそうですが、
今はスパニッシュテイストを取り入れたフレンチになっています。
小笠原伯爵邸と同じ経営なので、傾向としてはモダンスパニッシュでしょうか。
表参道を少し入ったところにある白亜の洋館がまるごとbamboo。
緑がからまって、ステキですね。

オープンエアのテラス席もありますが、きょうはダイニングで
8,500円のディナーコースです。

まずはアミューズ
「生ハム、モッツァレラ、トリュフのビキニサンド」。
ビキニというのは、ハムとチーズをはさんでこんがりと焼いた
ホットサンドのことだそう。そういえば、赤坂サカスにある
「ビキニ」の店名もこのサンドが由来のようですね。
中のモッツァレラがとろーりとけて、最初から繊細な味わいです。

続いてスナック2種
「金粉をまぶしたマカダミアナッツとチコリのバーニャカウダ」。
このバーニャカウダは泡状のエスプーマになっていて、
見た目はコーヒークリームのようなんだけれど、
ちゃんとアンチョビ味になっています。不思議な感じ。

冷前菜1
「フォアグラといちご、ルッコラのサラダ」
ルッコラの中にイチゴが入っていて、それを薄く切ったフォアグラで
巻いたもの。ナッツのパリパリおせんべいも添えられています。
ソースはバルサミコ酢だったかな。

冷前菜2
「姫蛤とセロリ、トマトのジュレ 白身魚のカルパッチョ」
右のカルパッチョには3色のソースが、ポチポチポチとかかっています。
左は、トマトを漉して透明な液だけをジュレにしたものと蛤です。
どちらも、するっと食べてしまって、繊細な味だなあとは思ったけど、
感動するほどでもなかったような・・・。

パンは小笠原伯爵邸で出てきたものと同じようなミニサイズの
細長いパン。すりおろした生トマトにオリーブオイルと塩を入
れたソースにつけていただきます。パン・コン・トマテっぽく。

温前菜
「仔羊ピンチョモルノ イベリコ生ハムと大山鶏のクロケッタ」
仔羊はほどよい焼き加減で、独特のくさみもなく美味。
下にあるのはクスクス。
コロッケの下は、転がらないよう(?)穴が開いていました。
ソースの芸術的な曲線をにうっとり。

スープ
「タイムとオニオンのスープ」
ほんのりタイムの香り。ただのオニオンスープとは違いますね。

メインディッシュ(魚料理の場合)
「ヒラメのコンフィとピルピル
かぼちゃのピューレと野菜のラタトゥイユ」
ヒラメは低温で加熱されているので、しっとりやわらかい。

メインディッシュ(肉料理の場合)
「黒毛和牛のほほ肉の赤ワイン煮
根セロリのピュレと洋梨のプランチャ」
これは絶品。とろとろの赤ワイン煮、最高〜!
おいしさに身震いして、写真もぶれてます(笑)

米料理
「鯛のアロス」
鯛雑炊のようなものだけど、上にかかったパプリカがきいてます。

プレデザート
「薔薇ゼリーとライチのソルベ」
薔薇の香りのゼリーの下に濃い味のライチのシャーベット。

デザート
「アールグレイのアングレーゼクリームとショコラ」
プティフール
「チョコレートとマシュマロ」

というわけで、全コース終了。
最初にシャンパン、途中はビールを飲みながら、最後は紅茶で
いただきました。

最初に、メインの魚か肉かを選び、苦手な食材やアレルギーなどはないかを
聞いてくれます。スタッフはみなさん感じよくフレンドリー。
コース料理は全体的に凝りすぎの感があるけれど、
女性はこういうのに弱いからなあ。デートにいいかな?
ディナーは5,000円からで、小笠原伯爵邸のような
モダンスパニッシュを取り入れた料理が楽しめ、
ランチは1,800円からで、気軽に南欧料理が味わえそうです。
この日は、お誕生日のお客様がいて、お店の方に祝ってもらっていました。
ここはバンケットルームがあるので、パーティーなどはいいですね。
お天気のいい日は、テラス席が気持ちよさそうです。
<参考リンク>
・bamboo(バンブー)グループサイト
・小笠原伯爵邸のランチ(2007.6.記事)
・おでかけスペインバル&スペイン料理レストラン
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バンブー (bamboo) (フレンチ / 表参道)
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by kimamaspain
| 2008-06-27 21:32
| レストラン
2008年 06月 11日
「技師長が語る特別ワイナリーツアー」プレビューイベント参加レポート おまけ

ブロガーを対象にしたサントリー登美の丘ワイナリーの
「技師長が語るワイナリーツアー08夏編」プレビューイベントでは
最後に懇親会がありました。
ここでも、おいしいワイン&おつまみが出て至れり尽くせりの
イベントなのでした。ありがとうございました。
感謝の気持ちをこめて、ワイナリーツアーの動画を作ってみました。
ああ、あの日がよみがえる〜〜♪(笑)
<参加レポート>
・前編:ぶどう畑見学(&ランチ)
・後編:工場見学・テイスティング
「技師長が語る特別ワイナリーツアー2008夏」
(57秒 音は出ません)
<参考リンク>
・登美の丘ワイナリーサイト
・サントリートピックスブログ
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by kimamaspain
| 2008-06-11 16:36
| ワインイベント
2008年 06月 11日
「技師長が語る特別ワイナリーツアー」プレビューイベント参加レポート 後編:工場見学・テイスティング
前編:ぶどう畑見学(&ランチ)はこちら
これは「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたプレビューイベントで
通常のワイナリーツアーとはプログラムが若干異なります。
■工場見学
さて、お腹がいっぱいになったところで、ワイン醸造所エリアに移動し
醸造棟と貯蔵庫の見学です。
この扉を入っていくと、ワイナリーの歴史コーナーがあります。

約100年におよぶワイナリーの歴史を紹介するパネルや
昔の道具、ワインなどが展示されています。
紹介ビデオも流れていました。

今は使われていないブランデーの醸造釜の横を通って、
ワインの製造ラインに向かいます。
ぶどうの収穫期なら、ここで作業が行われるのでしょうが
今はしんとしています。破砕や圧搾などの様子がビデオで
流れていました。これはぶどうをつぶす破砕機です。

圧搾機にかけて果汁を絞り、発酵させて、
タンクや樽に入れて熟成させます。
続いて貯蔵庫へ。石造りの蔵がステキですね。

ここでは、樽熟成されているワインの試飲がありました。
樽から直接抜き取って、グラスに注いでくれます。


その後は瓶熟成されている薄暗い貯蔵庫です。
光を当てて澱の様子も見せてくれました。

そして、テイスティングセミナーの会場へ。
■テイスティングセミナー
テーブルの上に6種類のワインが並んでいました。
・樽発酵 甲州2005
・登美の丘(白)2005
・登美(白)2005
・登美の丘(赤)2005
・登美(赤)2004
・特別瓶熟品 カベルネソーヴィニヨン 1987(非売品)

ここでも大川所長が、ワインそれぞれの特徴を解説。
日頃のワインの疑問にも答えてくれます。

それぞれの解説の中で、たとえば「樽発酵 甲州2005」は
天ぷらによく合うとか、メルローはうなぎと合わせやすいなどという
お話が出てきました。どれも和食というか、日本人になじみのある
お料理ばかりです。それもそのはず、登美の丘ワイナリーでは、
日本の食卓(和食)に合うワインづくりを目指しているのだそうです。
日本のワインなのだから、日本の料理に合わないとね。
ということは、スペイン料理にはやはりスペインワインなのですよ。
と、強引に結びつけるワタクシ。(^_^;)

こうして「特別ワイナリーツアー」は終了したわけですが
このツアーを通して感じたことは、ワインが消費者の手に渡るまで
本当に丁寧に作られているのだなということ。
今まで、日本のワインは高いというイメージがあったけれど、
確かに高いのだけど、高くなるのは当然ですね。
それだけ手間がかかっています。
一番いい状態になってから摘み取るぶどう、
それを生かす醸造技術の研究、
自家ぶどう園だからこそ、力の入れようが違います。
ぶどう栽培やワインの製造・管理に注がれる深い愛情と
最高の味を追求してやまない姿勢にも
頭が下がる思いがしました。
こういう「人の思い」に触れられたのが一番よかったかな。

6月14日から、いよいよ一般の
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」
が始まりますが、テイスティングセミナーや
無料のワイナリーガイドツアーだけでも楽しめると思います。
ぶどうの花の咲く時期のサントリー登美の丘ワイナリー、
お近くの方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
<参考リンク>
・登美の丘ワイナリーサイト
・サントリートピックスブログ
後編終了
→おまけ(動画)
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これは「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたプレビューイベントで
通常のワイナリーツアーとはプログラムが若干異なります。
■工場見学
さて、お腹がいっぱいになったところで、ワイン醸造所エリアに移動し
醸造棟と貯蔵庫の見学です。
この扉を入っていくと、ワイナリーの歴史コーナーがあります。

約100年におよぶワイナリーの歴史を紹介するパネルや
昔の道具、ワインなどが展示されています。
紹介ビデオも流れていました。

今は使われていないブランデーの醸造釜の横を通って、
ワインの製造ラインに向かいます。
ぶどうの収穫期なら、ここで作業が行われるのでしょうが
今はしんとしています。破砕や圧搾などの様子がビデオで
流れていました。これはぶどうをつぶす破砕機です。

圧搾機にかけて果汁を絞り、発酵させて、
タンクや樽に入れて熟成させます。
続いて貯蔵庫へ。石造りの蔵がステキですね。

ここでは、樽熟成されているワインの試飲がありました。
樽から直接抜き取って、グラスに注いでくれます。


その後は瓶熟成されている薄暗い貯蔵庫です。
光を当てて澱の様子も見せてくれました。

そして、テイスティングセミナーの会場へ。
■テイスティングセミナー
テーブルの上に6種類のワインが並んでいました。
・樽発酵 甲州2005
・登美の丘(白)2005
・登美(白)2005
・登美の丘(赤)2005
・登美(赤)2004
・特別瓶熟品 カベルネソーヴィニヨン 1987(非売品)

ここでも大川所長が、ワインそれぞれの特徴を解説。
日頃のワインの疑問にも答えてくれます。

それぞれの解説の中で、たとえば「樽発酵 甲州2005」は
天ぷらによく合うとか、メルローはうなぎと合わせやすいなどという
お話が出てきました。どれも和食というか、日本人になじみのある
お料理ばかりです。それもそのはず、登美の丘ワイナリーでは、
日本の食卓(和食)に合うワインづくりを目指しているのだそうです。
日本のワインなのだから、日本の料理に合わないとね。
ということは、スペイン料理にはやはりスペインワインなのですよ。
と、強引に結びつけるワタクシ。(^_^;)

こうして「特別ワイナリーツアー」は終了したわけですが
このツアーを通して感じたことは、ワインが消費者の手に渡るまで
本当に丁寧に作られているのだなということ。
今まで、日本のワインは高いというイメージがあったけれど、
確かに高いのだけど、高くなるのは当然ですね。
それだけ手間がかかっています。
一番いい状態になってから摘み取るぶどう、
それを生かす醸造技術の研究、
自家ぶどう園だからこそ、力の入れようが違います。
ぶどう栽培やワインの製造・管理に注がれる深い愛情と
最高の味を追求してやまない姿勢にも
頭が下がる思いがしました。
こういう「人の思い」に触れられたのが一番よかったかな。

6月14日から、いよいよ一般の
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」
が始まりますが、テイスティングセミナーや
無料のワイナリーガイドツアーだけでも楽しめると思います。
ぶどうの花の咲く時期のサントリー登美の丘ワイナリー、
お近くの方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
<参考リンク>
・登美の丘ワイナリーサイト
・サントリートピックスブログ
後編終了
→おまけ(動画)
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by kimamaspain
| 2008-06-11 15:49
| ワインイベント
2008年 06月 11日
「技師長が語る特別ワイナリーツアー」プレビューイベント参加レポート 前編:ぶどう畑見学(&ランチ)
先週の土曜日、サントリー登美の丘ワイナリーの
「技師長が語るワイナリーツアー」プレビューイベントに行ってきました。
これは、6月14日(土)から始まる
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたものです。
参加したのは、ワイン好きの20名。
わたしもワインは好きなのですが、飲むのはスペインものばかり。
しかも1,000円前後の安ワイン。偏りすぎです。
なので、今回は日本のワインを勉強するぞ〜と
(ホントはワインがいっぱい飲める〜、おいしいランチも食べられる〜
ぶどう畑が見られる〜という下心ありありで)
参加させていただきました。
どんな内容だったのか、
・前編:ぶどう畑見学(&ランチ)
・後編:工場見学・テイスティング
・おまけ:ワイナリーツアー動画
に分けて写真を中心にお送りします。
まずは、前編:ぶどう畑見学(&ランチ)です。
今回、案内してくださるのは技師長ではなく、大川所長です。
■ぶどう畑見学
登美の丘ワイナリーは、山梨の中でも雨の少ない地域で、
斜面が南向きに広がっており、日当たりにも恵まれています。
昼夜の気温差が大きいことも、よいぶどう作りの条件に
合っているんですね。
ワイナリー内の移動はバスだったので、
車中からもぶどう畑が眺められました。
棚仕立てあり、垣根仕立てあり、品種、樹齢もさまざまです。

登美の丘ワイナリーの総面積は約150ヘクタール。
9つの小さな丘が寄り添うようにしてできた丘です。
その最も標高の高い眺望台(600m)に上がって
大川所長のお話がはじまりました。


良いワインはよいぶどうから。
気象、土壌、品質、人間(手入れ・研究)で決まる、
ということを、一般論とワイナリーの特徴をからめながら
具体的に解説してくれます。
今はぶどうの花のシーズンということで、実際にその花も
見せてくれました。花の香りもかいでみます。

次に、畑のそばに寄ってみます。
こちらはカルベネ・ソーヴィニヨン。
花はまだ咲いていませんでした。あともう少しですね。


道を隔てて反対側の畑はメルロ。
枝を横にまげ、1本の枝から出る芽を間引いていく垣根栽培です。
大川所長はその方法を説明しながら、質問にも丁寧に答えてくれます。
次から次へと言葉があふれ出る熱心な語り口から
ぶどう作りの情熱がびんびん伝わってきました。


この畑には、ぶどうの列に沿ってアーチ型の金網がかかっています。
なんだろうと思っていたら、他の畑ではこんなふうに
ビニールがかぶせてありました。

ぶどう用の屋根なんですね。
気象や木の状態によって調節するのでしょう。
スペインのぶどう畑では見たことのない光景です。
この手のかけようには驚きました。
ワイナリー内の道路沿いの小川では、自然と蛍が飛び交うように
なったそうです。それだけいい環境を保っているということですね。

■ランチ(実際の「特別ワイナリーツアー」には含まれません)
一旦ワイナリーツアーを中断してランチです。
ガーデンエリアのレストラン「ワインテラス」でいただきます。
晴れた日には富士山も見える絶好のロケーション。



食事にはやはりワインがほしいですね。
大川所長自らが栓をぬきサーブしてくれました。

ワインは「登美の詩」の赤と白。
赤は、マスカット・ベーリーA&メルロー(ミディアム)
白は、甲州&シャルドネ(辛口)
赤はちょっと物足りなく感じたものの、まろやかで飲みやすいですね。
ぐびぐびいきそうだったので、テイスティングセミナーに備えて
セーブしました。白はすっきりした口当たりで気に入りました。
こういう白なら大歓迎です。


お料理は、スープ、サラダ、パン、デザートに
ワイン豚のカツレツ、または、夏野菜の冷製パスタでした。
美しい景色を眺めながら、おいしい料理とおいしいワイン。
ん〜〜、しあわせ。



食事の最後に、大川所長の粋なはからい。
なんとグラスにぶどうの花を入れて、持ってきてくれたのです。
こうしてみると、なんて愛らしいのでしょう。
小さな花がほのかな香りを漂わせ白ワインの中で揺れています。
こんな光景が見られただけでも、参加してよかったと思いました。

前編終了。
→ 後編:工場見学・テイスティングに続く
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「技師長が語るワイナリーツアー」プレビューイベントに行ってきました。
これは、6月14日(土)から始まる
「技師長が語る特別ワイナリーツアー 2008夏編」に先駆けて、
ブロガーを対象に開催されたものです。
参加したのは、ワイン好きの20名。
わたしもワインは好きなのですが、飲むのはスペインものばかり。
しかも1,000円前後の安ワイン。偏りすぎです。
なので、今回は日本のワインを勉強するぞ〜と
(ホントはワインがいっぱい飲める〜、おいしいランチも食べられる〜
ぶどう畑が見られる〜という下心ありありで)
参加させていただきました。
どんな内容だったのか、
・前編:ぶどう畑見学(&ランチ)
・後編:工場見学・テイスティング
・おまけ:ワイナリーツアー動画
に分けて写真を中心にお送りします。
まずは、前編:ぶどう畑見学(&ランチ)です。
今回、案内してくださるのは技師長ではなく、大川所長です。
■ぶどう畑見学
登美の丘ワイナリーは、山梨の中でも雨の少ない地域で、
斜面が南向きに広がっており、日当たりにも恵まれています。
昼夜の気温差が大きいことも、よいぶどう作りの条件に
合っているんですね。
ワイナリー内の移動はバスだったので、
車中からもぶどう畑が眺められました。
棚仕立てあり、垣根仕立てあり、品種、樹齢もさまざまです。

登美の丘ワイナリーの総面積は約150ヘクタール。
9つの小さな丘が寄り添うようにしてできた丘です。
その最も標高の高い眺望台(600m)に上がって
大川所長のお話がはじまりました。


良いワインはよいぶどうから。
気象、土壌、品質、人間(手入れ・研究)で決まる、
ということを、一般論とワイナリーの特徴をからめながら
具体的に解説してくれます。
今はぶどうの花のシーズンということで、実際にその花も
見せてくれました。花の香りもかいでみます。

次に、畑のそばに寄ってみます。
こちらはカルベネ・ソーヴィニヨン。
花はまだ咲いていませんでした。あともう少しですね。


道を隔てて反対側の畑はメルロ。
枝を横にまげ、1本の枝から出る芽を間引いていく垣根栽培です。
大川所長はその方法を説明しながら、質問にも丁寧に答えてくれます。
次から次へと言葉があふれ出る熱心な語り口から
ぶどう作りの情熱がびんびん伝わってきました。


この畑には、ぶどうの列に沿ってアーチ型の金網がかかっています。
なんだろうと思っていたら、他の畑ではこんなふうに
ビニールがかぶせてありました。

ぶどう用の屋根なんですね。
気象や木の状態によって調節するのでしょう。
スペインのぶどう畑では見たことのない光景です。
この手のかけようには驚きました。
ワイナリー内の道路沿いの小川では、自然と蛍が飛び交うように
なったそうです。それだけいい環境を保っているということですね。

■ランチ(実際の「特別ワイナリーツアー」には含まれません)
一旦ワイナリーツアーを中断してランチです。
ガーデンエリアのレストラン「ワインテラス」でいただきます。
晴れた日には富士山も見える絶好のロケーション。



食事にはやはりワインがほしいですね。
大川所長自らが栓をぬきサーブしてくれました。

ワインは「登美の詩」の赤と白。
赤は、マスカット・ベーリーA&メルロー(ミディアム)
白は、甲州&シャルドネ(辛口)
赤はちょっと物足りなく感じたものの、まろやかで飲みやすいですね。
ぐびぐびいきそうだったので、テイスティングセミナーに備えて
セーブしました。白はすっきりした口当たりで気に入りました。
こういう白なら大歓迎です。


お料理は、スープ、サラダ、パン、デザートに
ワイン豚のカツレツ、または、夏野菜の冷製パスタでした。
美しい景色を眺めながら、おいしい料理とおいしいワイン。
ん〜〜、しあわせ。



食事の最後に、大川所長の粋なはからい。
なんとグラスにぶどうの花を入れて、持ってきてくれたのです。
こうしてみると、なんて愛らしいのでしょう。
小さな花がほのかな香りを漂わせ白ワインの中で揺れています。
こんな光景が見られただけでも、参加してよかったと思いました。

前編終了。
→ 後編:工場見学・テイスティングに続く
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| 2008-06-11 14:01
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